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昨日、テアトル梅田で『秒速五センチメートル』見てきたんですが、
朝早く行ったのに、もう100人以上って……。
チケットを購入するための整理券もらったら、見事1××番。
もうダメだ。初回の鑑賞はあきらめようそして死のうって思ってたら、皆、午後からの監督の舞台挨拶が目的の人だったようで、楽チンで初回鑑賞OKでしたよ。
ま、軽く映画の内容に触れてみると、
うん……オレは山崎まさとしの歌なんて好きじゃない。
せめてスガシカオぐらいで……(笑)
ストーリーは、第一話、第二話までは素直に感動しながら見てました。
でも、第三話がオレの書くSSと対極かな?
自分的には徹底して受け入れられなかった。
でも、情緒的な雰囲気を美麗に描き込んだ映像の数々はスゲースゲー!
余裕があればもっぺん見たい。
あ、でも第三話が……自分的には……やっぱなぁ……。
●今週のプリ伍
最終話『ホワット・ア・ワンダフル・ワールド』
学校から帰宅後、かれんが水無月邸の廊下を足音荒く進む。目指すは、かれんだけの秘密の部屋。
バン!と乱暴にドアを開け、部屋に入る。そして内側から鍵。
電気をつけながら、憤然と溜め息をついた。
「まったく、あのコはいつもいつも…」
かれんが部屋の真ん中に立ち、ぐるりと見渡す。四方の壁を埋め尽くす、夏木りんの盗撮写真。
今日も、りんとは気が合わなかった。その事で、また皆に気まずい思いをさせてしまった。
全てはりんの生意気な態度がイケナイ。かれんはそう決め付ける。
(あなたって人は、いつもそうなんだから…)
壁際のベッドへ近寄り、そこに横たわっていた抱き枕を「ふん!」と見下ろす。
枕カバーにプリントされているのは、等身大のりんの制服姿の写真。
かれんは、しずしずとそれに馬乗りになり、ほんの少しの逡巡ののち、
パンッ!
抱き枕のりんの顔を、かれんが平手でぶった。
ゾクっ…。
かれんの背にサディズムな歓喜が走る。
パンッ! パンッ! パンッ! パンッ!……
うっすらと口元に笑みを浮かべ、何度も抱き枕のりんの顔へ平手打ちを食らわせる。そして、抱き枕に顔を近づけて、甘い声でささやく。
「ハァ…ハァ……うふふ、うふふふふ……どう? りん、少しは反省した?」
気の合わない仲間を、力ずくで屈服させる征服感。かれんの表情が妖しく上気している。
「あらあら、りんたら……涙ぐんじゃって」
抱き枕のりんの顔へ手を伸ばし、目元の涙をぬぐってやる仕草。
「ふふっ。いつもの気の強いあなたはどこへ行ったのかしら? まあいいわ、お仕置きはこれくらいで勘弁しといてあげる」
打って変わって、抱き枕のりんへ優しく微笑みかけるかれん。
「前から思ってたのだけど、あなたは、もう少し先輩に対する敬意ってものを覚えるべきね。うふふっ、今からわたしが、それをたっぷりと教えてあげるわ」
はやる鼓動を抑えて、かれんがいったん抱き枕から降りる。ベッドの脇に立ち、制服に手をかけ、抱き枕のりんへ見せ付けるように、徐々に肢体を露わにしていく。
(プロポーションなら完璧に私の勝ちでしょ?)
ブラジャーを取り払った形の良い双乳を『ぷるん』と揺らし、腰に軽く手を当ててポーズをとり、学園の薔薇と謳われた肢体を誇示する。
「もっと……遠慮なく見ていいのよ、りん。ほら、私の大切なところだって、あなたになら……」
ショーツ一枚きりの姿で抱き枕ににじり寄り、顔の部分を跨いで、ベッドの上にヒザ立ちになる。
「……りん、分かる? わたしったら、はしたない部分を……こんなに……濡らして……」
ショーツの湿った部分を指で、つつーっとなぞって示す。
「ンンっ」
自分の指に感じてしまい、鼻に掛かった甘い喘ぎを洩らした。
「……ふふ、いやだ、わたしったら。後輩の前で恥ずかしい声上げて……」
かれんがもじもじと腰をくねらす。
抱き枕のりんの顔の前で、かれんの指が滴(しずく)溢れる縦筋を、ゆっくりと往復する。
「ねえ……りんも興奮してきた? ふふっ、仕方ないわね。じゃあ、そろそろ……」
りんの抱き枕の脇に転がり、濡れたショーツを脱ぎ捨てた。
一糸まとわぬ姿となり、抱き枕を抱擁で招き、顔の部分を胸に押し付ける。
「もう、りんはすぐにそうやって甘えるんだから……ンッ、赤ちゃんみたいな吸い方しないで。くすぐったいわ」
抱き枕の口元へ、交互に乳房の先を押し付ける。
「もっと……もっとゆっくり吸って……そう、舌で転がすみたいに……ああんっ」
悶えるかれん。その両手が抱き枕を掴み、ぐいっと下半身の方へ押しやった。
「アッ、ダメよっ、りん!」
抱き枕相手の一人芝居に、どんどん熱が入っていく。我慢出来なくなったりんが、強引に秘所を求めてきたという設定の中で、必死に抵抗を試みるかれん。
「ダメよ……りん、やめなさいっ、やめなさいって言うのが聞こえないの! あっ、そんなところを舐めないで……いやっ…イヤァッ!」
ベッドの上で長い髪を振り乱し、股間に抱き枕をギュッと押し当てる。
「はぁっ…はぁっ…ダメよ、ああああっ、りん……そんな犬みたいな舌使いで……やめて、あっ、ダメよ…ダメっ! 後輩にイカされたら、先輩としての威厳が……ああ゛っ!?」
抱き枕を両太ももで挟みこんで、かれんは自ら腰を使いながら悶え狂う。
「ダメよ……りん、許して……あっ、アッ……お願いっ、もう許してっ! お…おかしくなりそうなのっ…あああっ!?」
汗ばむ肢体がベッドの上を悩ましく転げ回る。腰をくいっくいっと激しく使い、かれんがうわ言のように淫らな喘ぎ声を吐く。
「りん、ダメぇ……そんなに舌をねじ込まないで…あああっ、あんっ、許して……りん、お願い、許し…ああああっ! 私の膣(なか)が……りんの舌にかき回されて……ダメよッ、それ以上……アアアアアッ…ああああああっ!!?」
びくんっ! びくんびくんっ!
かれんのカラダに激しい痙攣が跳ねる。快感に意識を飛ばされつつ、汗まみれの背を仰け反らせる。
「あっ…あっ……」
絶頂の瞬間、ぎゅっと瞑った目をうっすら開き、股間に力いっぱい押し付けていた抱き枕を解放する。
乱れた呼吸が鎮まるのを待って、かれんが横たわったまま、抱き枕を自分の隣へと置き直す。そして、抱き枕に対して、プイッと背を向ける。
「い…今さら謝ったって許さないわ!」
快楽の余韻と共に、一人芝居を続ける。
「もう! 本当にあなたって人は、全然先輩に対する敬意ってものを理解していないんだからっ。後輩にイカされて、わたしの先輩としてのプライドはボロボロよ!」
抱き枕に背を向けたまま、厳しい語調でりんの行為をなじった。
だが次の瞬間、かれんの表情がコロリと優しく変わる。
「ふふっ、もうそんなに謝らなくてもいいわ、りん。……ええ、分かってるわ。わたしのことが好きで、つい止まらなくなっちゃったんでしょ?」
かれんのカラダが向きを変え、抱き枕を抱きしめる。
「りんも、いつもこれくらい素直だったら可愛いのに……。意地ばかり張らないで、みんなの前でもこうやってわたしに甘えていいのよ。……えっ、恥ずかしい? うふふ、りんたら……」
自分の愛液にまみれた枕カバーへ躊躇なく唇を寄せ、りんの唇とキスを交わす。
大好きよ、りん。
……以上の文章は、完全なフィクションであり、
実在のこまち×かれんのカップリングには、いっさい関係がありません。 |
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●3月15日 ざれごと
恒星フォーマルハウトから電波が送られてきた。(↓)
胸バクバクーっ 顔赤ーい もうまいっちゃーう
手を繋ぐ 帰り道
キュアキュアキュアアクアー☆ Yeah〜!
O・TO・NAなムードで ふたり交わすキス
まーるで夢のよう!
……やっぱり夢だった……
目覚ましも止めずに 胸で枕抱きしめて
お祈りするの
わたし見た夢 「正夢」でありますように
Oh〜!
本音が言えーないー 恋してる年頃
何でこんなにー ココロ切なく痛むのー?!
でもいーつか 伝えたーい この気持ち全てをっ!
胸バクバクーっ 顔赤ーい もうまいっちゃーう
手を繋ぐ 帰り道
メロメロじゃん! キュンキュンじゃん!
キュアキュアキュアアクア☆
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●今週のプリ伍
第六話『プリキュア5全員集合!』
のぞみ「あれー? 水無月センパ〜イ……何やってるんですか?」
かれん「手首の所に蜜を塗っているのよ。あの蝶を再びおびき寄せるために」
のぞみ「さすが水無月センパイ、頭いい! それはナイスな作戦ですよ!」
のぞみ「やっぱり、知性のプリキュアは水無月センパイじゃなきゃ! ね、りんちゃん」
りん「…………」
しかし、待てども待てども蝶は来なかった。
そして、ナイトメアの中間管理職ブンビー襲来。戦闘が始まってしまう。
「私、どうして、プリキュアになれないの…?」
「本当に心からなりたいと願わなければ、プリキュアにはなれないココ」
「そんな…。私だけ仲間はずれなんてイヤよ。…ひとりぼっちで哀れなのは絶対イヤッ!
私もプリキュアになりた――――――っっっっい!!!!」
大空に向かって叫ぶかれん。
その心からの願いに答えて、蝶が舞い降りてきた。
「プリキュア……メタモルフォ――ゼ!!」
「めっちゃ後ろ向きな願いでプリキュアになったココーっ!?」
……そして、ようやくそろった五人の力でもぎ取った勝利。
のぞみがニパァっと笑って、かれんの両手を取った。そして、我が事のように喜ぶ。
「やりましたね、水無月センパイ!」
その後ろにいるりんとうららも、心からの笑顔を見せた。
四人の様子を微笑ましく見つめながら、こまちが頬に手を添えて、何かを考える素振り。
(そうねえ……せっかくかれんがプリキュアになれたんだから、何かご褒美でも……)
やがて、胸の前で、ぽふっと両手を合わせた。
「そうだ。かれん、一緒にお風呂入りましょ。うふふ、背中流してあげる」
親友の労をねぎらうには、お風呂でのんびり……というのがいいかもしれない。
ふわっ…と長い髪を優雅になびかせて、かれんがこまちへと振り返った。
端正な面立ちは崩さずとも、プリキュアに変身出来た喜びで浮かれているのだろう。いつものように、こまちの真意を汲み取ることなく、そのままの言葉として受け取った。
「ありがとう、こまち。…あっ、もしよかったら、みんなも一緒にどう?」
「水無月センパイとお風呂! けってぇーい!」
いつもどおりの調子の良さで、のぞみが早々と賛成。そんなのぞみに苦笑しつつ、りんとうららも「じゃあ、せっかくだし…」と賛成した。
予想外の展開だが、こまち、動ぜず。
水無月邸のスケールに合わせて、浴室もまた――。
服を脱ぐ前に、脱衣所から覗き込んだのぞみとりんが「うわー…」と正直な感想を洩らした。
まるで、大きなホテルの大浴場だ。
「サウナの方も準備できてるわよ」
「サウナまであるんですかっ!」
かれんの言葉に、うららが絶句。
「さぁ、みんなも早く脱いで。……ほら、かれんも。脱ぐの手伝ってあげる」
豪邸に慣れない三人が大浴場に見蕩れている間に、お風呂に入る準備をし終えたこまちが、タオルで胸を隠しながら、かれんの後ろに回る。手馴れた感じで、片手でブラジャーのホックを外す。
こまちよりも、少しサイズは小さめ。だが、かれんのほっそりとした体躯とウエストのくびれの対比で、随分と大人びて見える胸のふくらみ。さらに、初雪のような白さのキメ細やかな肌。同性の目にも、充分過ぎるほど魅力的だ。
「うわー。水無月センパイ、プロポーションいいなぁ」
「あちゃー、胸のサイズ、完全に負けた」
「す…すごい……モデルみたい」
今度は三人とも、かれんの胸に見蕩れ始める。無遠慮な視線に胸を撫で回される恥ずかしさで、かれんの頬がカーッと紅潮した。
「ちょ…ちょっと、あ…あまりジロジロ見ないで……」
とっさに胸を隠そうとした腕が、背後のこまちにやんわりと押さえられる。
「いいじゃない。見られたって減るものじゃないでしょ?」
くすくす。スッ…とこまちの手が、かれんの腰をなぞる。スカートのホックを下げられるのを感じて、かれんがその手をバッと押さえた。
「ちょっとこまち!」
「うふふ、かれんたら、脚の方もすごく綺麗なのよ」
こまちが三人に目を向けて、見たい?と視線で問う。
三人を代表して、のぞみが即座に頷いた。
「うふふ、じゃあ――」
こまちの胸からタオルがはらり…と落ちた。だが、こまちはそれを気にするでもなく、両手をかれんの腰に這わせる。
一糸まとわぬ姿で腰にまとわりついてくるこまちに、かれんは思わずキツイ声を向けた。
「こまち、ちょっとやめ…やめなさいっ! こ…こらぁっ! こま――」
ビクンっ――!
一瞬だけの硬直を経て、かれんの抵抗が消えた。
スカートを脱がそうとする騒動は、あくまでフェイク。そのどさくさにまぎれて、ショーツの脇から入り込んできたこまちの指。そして、秘所の奥へ押し込まれた固い違和感。
二人がこっそりと愛用している静音防水、遠隔操作式のパールローター。
濡れてない状態の部分に挿入するため、ローションを使って滑りを良くしているところなど、おっとりとしたこまちの外見からは、想像も出来ぬ手際の良さ。
(こ…こまち……っ!? こんなところで……)
気が気でなくなるかれんに対して、何事も無かったように、背後でくすくす笑うこまち。
スカートが取り払われ、こまちの言葉どおりにすらりと綺麗な脚が露わにある。
「わぁぁ〜〜っ、水無月センパイの脚、すっっっごくキレイ!!」
「でしょう?」
三人の感嘆の視線が脚に注がれる。しかし、かれんはそれを恥ずかしがる余裕も無い。
首をひねって、肩越しにこまちへと視線を送る。
(こまち……ダメよ。絶対にダメよ!)
(あら、何の事かしら?)
平然と笑みでシラを切る。巧妙に手の甲で皆の目から死角にして、その裏側にリモコンを隠す。
「うふふ。そろそろお風呂を楽しみませんか?」
こまちが、いつまでも見蕩れていそうな三人をうながして、準備させる。そして、自分は、抵抗出来ないかれんのショーツへと手をかけた。
「じ…自分で脱ぐわ」
頬を真っ赤にしながらも、自棄(やけ)気味な動作でショーツを下ろすかれん。その強がりな態度を、こまちは可愛いと感じた。
「じゃあ、かれん、みんなを案内してあげて」
いつもと変わらぬこまちの声に、かれんは明確な意地悪さを感じた。いっそ、どこかに隠れてしまいたい…と思いつつも、普段どおりの振る舞いで、皆の前に立ち――。
ビクッ!!
脱衣所から浴場へ足を踏み出したところで、かれんのカラダが硬直する。
「……水無月センパイ?」
のぞみが首をかしげる。
「な…何でもないわ……」
かれんが強張った笑顔で何とか誤魔化そうとした。…にもかかわらず、
ビクッ…ビクンッ!
かれんが責める視線をこまちへと送る。でも、やはり、こまちは素知らぬ笑顔だった。
「水無月センパイ……」
「何でもないのっ。ほ…本当に何でもないのっ」
仲間の目の前で、体の奥の敏感な場所を責め苛まれる羞恥。
三人の耳には聞こえぬほどの小さな振動音なのに、それがみんなにバレそうでキツく股を閉じてしまう。しかし、それは膣襞へ振動するローターを強く押し付ける結果となり、
ビクンッ! ビクンッ!!
……立っていられない。ヒザがガクガクと震える。みんなの目に晒すカラダの痙攣一つ一つが『恥ずかしい場所に仕込まれたローターで感じてます』と吐露しているようで、かれんには耐えられない。
「でも、水無月センパイ、ちょっと様子が……」
「こまち……っ」
のぞみの言葉を無視して、親友の名を呼ぶ。目に浮かんだ涙が、ポロリ…とこぼれた。この、瞬間人一倍責任感強く、どんなときでも毅然としていた自尊心が折れた。
「こまち……こまちぃ……」
ヨロヨロとこまちの方へ足を踏み出す。
(あらあら…?)
もう少し遊べると踏んでいたこまちが、慌ててそのカラダを支えた。
「センパイっ!?」「大丈夫っ!?」「どうしたんですかっ!?」
こまちの体にすがり付いてガクガク震えるかれんを心配する三人の声。
答えられないかれんの代わりに、こまちが慌てて言い繕う。
「き…きっとすごく怖かったのよ。ほら、今日の戦い、かれんは初めてだったし……ね、かれん」
「ああ、そうか、水無月センパイ、本当はそんなに怖かったのに……あたしたちのために……」
たやすく誤誘導されたのぞみたちの前で、こまちがかれんを慰め始める。
「かれん、今頃になって怖くなってきたのね。……でも、大丈夫よ。わたしがそばにいるから」
そう言って、かれんの前髪を指で梳き上げて、おでこへ「ちゅっ」と口付けを送った。
「わっ」
うららがその光景を目にして、両手のコブシで口元を隠した。
「あ…あれはス…スキンシップっていうのよ」
のぞみが、うららにちょっと上ずった声で説明。
がくがく震えっぱなしのかれんの瞳を覗き込んで、こまちが優しく問う。
「かれん……まだ怖い?」
リモコンで、ローターの振動の『強』に。
「ああ゛っ!? 怖いっ! こまち……怖いのぉっ!」
ずるずるとしゃがみこみながら、こまちにしがみつこうとするかれん。その体を追って、こまちも腰を落す。
(かれん……今までで一番可愛いわ)
もう一度、おでこへキスを送ろうと近づけた顔を、かれんが潤んだ両目で見上げる。そして、両手を伸ばして、こまちの頭をグイッと引き寄せた。
(かれん――ッ!?)
一瞬で奪われてしまった唇。しかも、なかなか解放してもらえない。
こまちにとって、これは完全に計算外だった。
ビクン…ビク!!……ビクンビクン……ッッ!!
絶頂の激しい痙攣をみんなの目の前で走らせ、完全に崩れ落ちようとしたかれんのカラダを、こまちが抱擁で支える。
ピクン…ピクン…という余韻が収まった頃、「―ぷはっ」という声と共に、ようやく二人が唇を離した。
「もう、かれんたら……本当に甘えん坊なんだから。めっ」
ほっぺたを、つん、と突っつく。そして、ローターのスイッチを静かに切った。
そして、
呆然とその光景を目にして棒立ちになっていた三人に向かって、本当に何事も無かったような笑顔を向け、
「あら、何か?」
弾かれたように、三人が「ななな何でもありません!!」と答える。
そんな彼女らの様子に、こまちは「うふふ」と聖母の如き笑みを浮かべた。
来週、伝説の戦士プリキュアが五人そろったことにより、
ついにドリームコレットの守護者・ナッツが目覚める。
無愛想に、「おい、リーダーはだれなんだ?」と問うナッツに対して、四人の声が綺麗にハモった。
「「「「秋元こまちさんです!!!!」」」」
(おわり) |
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えー、いまさらですが、年変わっちゃいましたね。
SS書きかけの分、完全に放置のままで。
ま、そんなわけで、今日こそはガンガル!などと思ってたのですが、
今日は頑張って、
サモンナイト4を最初からやり直してました。
い…言い訳しますね。見苦しいけど言い訳しますね。(さぁ、みんな、オレを蔑め!)
このゲーム、竜の子の性別を選べるんですが、
百合好きのオイラは当然、女の子を選びましたさ。ああ、選んだとも。
でもね、
それだと16話のイベントバトル後にゲットできる最強魔法が、リシェル用ではないんだわさ。
猫塚は、フェア×リシェルの百合カップリングでプレイしておるんで、
この点がどーも気になって気になって。
やっぱさ、リシェルに最強魔法はゲットしてほしいっつーか。
でも、それには竜の子の性別を男の子でプレイしねーといけねーのよ。
ま、フェア×リシェルでガンガンいくためには仕方ないっつーか?
つーわけで、最初からやり直しておるのじゃよ、ワシは。フォッフォッフォ。
ケッ…と思いつつ、竜の子の性別選択。ハイハイ、男の子ですよーだ。
……ナメてた。……あっ、はい、ナメてました。
この男の子の生意気な口の利き方、好戦的な態度、
まさしく、フェアとリシェルの子供っつーか!?
つか、女の子同士で妊娠できない二人への神様の贈り物!?
うれしい。うれしい。
これはきっと特別な事だ。
神様が私に遣わしてくれたんだ。
うんと優しくしてあげよう。
ずっと一緒にいてあげよう。
ゲームの中で、二人はこう思ったに違いない。…って、どっかの灰羽かよ。
ゲームをやればやるほど、この竜の子が二人の息子としか思えなくなってきて……。
……いとおしくて、ゲームやめられなかったです。
(頭ガリガリかきながら)
…っかし…なー…
今日はちゃんと更新するつもりだったんだけどなー…
フェア、リシェル、竜の子が本当の家族のように思えてきてさぁ!!
思えてきてさぁ!!
……すみませんでしたァッ!!(とりあえず、ネウロネタで謝ってみる)
で、で、
今日は、リンクのページを手直ししてみた。プリキュア&百合に特化。
つか、相変わらず無断リンクでスミマセン。
でも、リンクしちゃる〜などと思って相手のHP覗いてみたら、
すでにウチのHPリンクされてて、おそれおののいてみたり。い…いつの間に!?
ふぅ〜〜〜、
まさにリンクは貼るか貼られるかの命懸けの世界だぜ。一秒の油断も出来ねえ。
●今週のプ伍「こまちが行く!」
「毎日、母が作ってくれるですけど…いつも食べ切れなくて。よかったら、みなさんも」
いつもは、かれんに対して使っている方便。
ちなみに、母が作ったなどと言ってますが、実は、こまちさんの手作りです。
「つい好奇心を抑えきれなくてぇ……」
「そのセリフ、"水無月かれんのカラダ"に対して、何回使った?」
厳しい表情で訊ねるりんに対し、平然と返すこまち。
「あら、あなたは今までに食べたパンの枚数を憶えているの?」
(とゆーわけで、こまち×かれん↓)
「だ…だめよっ、やめてっ、こまちッ……あんんッ」
「ふ〜ん、かれんって、こうされると気持ちいいのね。じゃあ、次はぁ……ここなんてどうかしら?」
「いやぁっ、そんな所……あぁっ!?」
「うふふ、こっちの方が気持ちいいの? ……どうなの? かれん」
「ああっ…いやっ…やめてぇぇ……」
「気持ちいいの? それとも気持ちよくないの? ……かれん、答えて」
「だめ…だめっ……わからない……」
「わからないわけないでしょ。かれん、気持ちいい? 気持ちよくない? どっちなの? 早く答えないと……ほら、こうよ?」
「はぁぁっ!? だめよっ…あぁ…そんな……ンン゛ッ! あ、ああ…許して、こまち…こまちぃぃっ」
「うふふ。ちゃんと答えてくれるまで続けるわよ、かれん」
「そんな……ああぁぁっ…いやぁ…」
「強情なのね……でも、いつまでもつかしら」
「あっ…あっ……やめ…ああんっ、あぁぁんっ」(ビクンッ、ビクンッ!)
「答えないつもりなら……もっとこうするわよ、かれん。ほらほらぁ……どう? どうなの?」
「ああぁぁあぁぁッ!? もうだめ…………き……」
「うん?」
「……気持ち…いい……。――あぁぁんんっ! そこ……気持ちいい……気持ちいいのぉっ!」
「はーい、よく出来ました」(かれんのほっぺにチュッ)
「それじゃあ、かれん。今度は、こっちを調べさせてもらうわね。……うふふ、さっきと比べて、どんな感じかしら?」
「はぁ…はぁ…こまち……おね…がい……、私……もう……」
「だ・め・よ、かれん。まだまだ私の好奇心はおさまらないわ。うふふふふ」
……秋元こまちの、抑えきれない好奇心。こーゆーのが日常化してそうだな。
さて、今回第五話のタイトルは「プリキュアの資格」。
水無月かれんが、いよいよ五番目のプリキュアに……!?
しかし、やってきた蝶は、かれんの手の甲に「ぺっ」と唾を吐き捨てて帰ってしまいました。
『プリキュアの資格=処女』
うろたえるこまちさん。
「しまった、完璧に私の計算ミスだわ。まさか、かれんの処女を奪った事が、こんなところで裏目に出てしまうなんてっ!」
…最悪だ、こまちさん。 |
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