2013・2月−2014・1月までの日記っぽいも


2013年12月15日

●今週のドキプリ
第44話『ジコチューの罠!マナのいないクリスマス!』


昔、マナはなりたかった。皆に愛を届けるサンタさんに。

なかよし1月号(ドキプリ11話)では、六花たちにプレゼントを配ってましたが、
子供の時、すでにプレゼントを楽しみに待つ側ではなく、
プレゼントを配って皆を笑顔にする側に立とうとしていたとは…。
この頃から彼女は<しあわせの王子>だったのですね。


<Aパート>
クリスマスという特別な日だからこそ、
大切な友と共に過ごしたい。
生徒会長スピーチコンテストで、この日は一緒にいられないマナにとっても、
その気持ちは六花と一緒。

 
「六花〜、クリスマス、あたしがいなくて寂しくないのかい?」
「全然」

 「ガクッ」

寂しがってもらえないという事が寂しい。
でも、六花はマナがいなくても平気というわけではなく、
マナのために寂しい気持ちをこらえて、あえて彼女の背中を押すのだ。


 
「六花〜、クリスマス、あたしが六花の事を忘れてレジーナと超ラブラブのデートをしていても寂しくないのかい?」

 「そ…それは、ちょっと寂しい」



生徒会の仕事を引き受けはしたけれど、
つい、マナの心配を独り言として口にしてしまうほど、六花の心を占めるのは『マナ』
どこからか、「愛ケル〜」と空耳が聞こえてくるほどに。
 
「マナと六花の婚姻届に、まずは六花のハンコを押すビィ」
「愛ケル愛ケル♪」


がんばると心に決めたものの、生徒会の仕事は驚くほど量が多く
六花の心を折りにかかります。
しかし、マナが助けてくれました。
生徒会長スピーチコンテストに行ったマナが、六花のために残していった『マナメモ』による的確なアドバイス。
 そして、六花のための愛際弁当

こんな彼女になら、いくら振り回されたってオーケー。
離れた場所にいるマナを思いながら、「マナ、わたしも愛してるよ」と心の声を送ります。
どんなに離れていても、マナと六花、二人の心は寄り添っているほどに近い。

ちなみに、メガネの生徒会副会長には、メモもご飯も何もナシだ。


<Bパート> レジーナ攻略戦。
第40話では真琴が歌で、第41話ではありすが花でレジーナの心を揺さぶりました、
そしてこの第44話で六花が彼女に訴えたのは、
『マナから皆へ、皆からマナへの愛』
Aパートのマナメモ等の描写が効いて、さらに正妻の言葉ということもあり、
非常に説得力があります。

「わたしたち、マナと紡いだ愛で繋がってるもの」

……なんというか、マナという蜘蛛が『愛』という糸で作った巣に
自分から飛び込んで囚われてしまった蝶を想像してしまうのだが。

さらに六花は畳み掛けます。
マナがどれほどレジーナを想っているか。

 
「マナってば、わたしとエッチしている時でも『レジーナ、レジーナ』って ――― 」

 
「ふふっ。まったく、どんだけレジーナのことが好きなの…って感じ」

 
(り…六花ちゃん、あなた、よく笑っていられますね……)


六花に煽られて、ついに「マナのことが好き」とカミングアウトしてしまうレジーナ。

 「マジですか、それ!」

……ものすごいタイミングでキュアハートが現場に到着。
完璧に聞かれてしまいました。レジーナは顔面真っ赤です。

 
「六花聞いた? レジーナがあたしと結婚したいって! 子供産みたいって!」
「そこまで言ってないでしょっ」

Aパートで出来上がった土台のおかげで、
Bパートのレジーナ戦での説得力が、非常にしっかりしたものに。
良い仕事をみせてもらえました。

ラスト、ジョー岡田の帰還。
帽子が違うので、たぶん偽者。

2013年11月10日

●今週のドキプリ
第39話『会いに来たよ!レジーナふたたび!』


正直言うと、ジョー岡田の特徴として記憶に残っていたのは変な帽子と金髪。……せいぜい、この程度なので、だからエプロンの色やマフラーに対してツッコミが入った時は、テレビの前で「あっ…」って思いました。


『ソリティア』へタコ焼きを食べに来た円 亜久里(小学四年生)たちドキプリ一行。

 
「ふくよかな小麦粉のかおりの中に、紅ショウガのからさとかつおだしの風味が ――― 」

 
「 ――― でも、タコが入ってない」

タコ焼きなのに、タコがない。
はたして、コレはタコ焼きなのだろうか?
さっそくソリティアの店主・ジョー岡田が問い詰められます。

 
「おにいさん、これって今流行の食品偽装ですよね」
「い…いえ、決して偽装というワケじゃ……。当店の認識では、タコが入っていない以外は通常のタコ焼きと変わりがないため、お客様に解りやすいように『タコ焼き』という名称を使わせていただいたと言いますか…その……」

 
「…………客をバカにするのもいい加減にするでランス…………!!」

 
「ちなみに、返金には応じられませんと言いますか…何と言いますか……」

 
「金輪際、貴様の店の料理は食わんでランス!!!」


なんていうか、最近の食品偽装ブームにうまく被さってしまったな。今日の放送。
騙すつもりが、いいように使われていたナンバートゥーことベール。
キングジコチュー相手に対話を実行しようとするまでに成長したドキプリ一行の前で、
株の急落が止まりません。
そこへ、より深く闇に堕ちたレジーナが登場。

けれど、もはや闇に堕ちようが何であろうが、
レジーナが元気ならばあとは些細な問題 ――― あとは自分が何とかしてみせるという感じのキュアハートこと相田マナ。
あんだけ逢いたかったレジーナ。幻覚ではなく、本物のレジーナ。生レジーナです。
今、自己紹介させたら「あたしの趣味はレジーナです」と言わんばかりの勢いです。

レジーナ、ピンチ。
いきなり飛びつかれて押し倒されるし、攻撃した途端背後に回られ、殴りかかった腕をつかまれたと思ったら抱き寄せられそうになってるし……。
突然家の中に入ってきたストーカーが自分に愛を告白してきて、連れ出そうとしている。レジーナ的にはそんな感じでしょうか。刃物の一本でも手にしたくなります。
とりあえず、そばに放置されていたミラクル何とかという名の人斬り包丁を構えます。

キュアハートとしては、腕一本ぐらいならくれてやるわいという感じでしたが、
周りがさすがにそれをとめます。
アイちゃんがマジカルラブリーパッドを使って時空転移。皆で人間界に脱出します。
…うん、もう色んな事がコイツ一人で充分なんじゃねーかと。

亜久里に関しては、トランプ王国に懐かしさを感じたりとか、
レジーナとの因縁関係を深く匂わせてきたりとか、
わずかずつですが、いまだ語られぬ謎に迫りつつあるようです。

2013年10月20日

●今週のドキドキ
第37話『なおせ好きキライ!ニンジンVS亜久里!』


好きキライは駄目。
頭でそう分かっていても、緑川なおの虫嫌いと同じで簡単には克服できない。

 
「う…うわあああっ、ニンジン!? これはニンジン!!?
 何をしておる、者共(ものども)っ、出会えーっ! 出会えーっ!」

…などと、ニンジンを見ただけで生命の危機を感じパニックに陥る始末。
こんな亜久里のせいで、アイちゃんもニンジンを食べてくれません。


一度ニンジンに屈してしまえば、その心はなかなか立ち直れないものです。
だが、亜久里ならきっとニンジンという壁を乗り越えられる ――― そう信じるのは、
世界を背負う四葉家次期当主・四葉ありす。

 
「お勝ちなさい、亜久里ちゃん! 
 その拳で! 正面から打ち倒して、堂々とニンジン嫌いを乗り越えるのです!」

 
「ねえ、六花、ありすは一体何を言ってるの?」
「こんな事もあろうかと、四葉家バイオ野菜部門は、ひそかに
 汎用人型決戦野菜・マンドラゴラキャロットを開発していたのよ」
「は…汎用人型……??」

ありすの期待に背中を押されて、キュアエースに変身した亜久里は、
マンドラゴラキャロットとあいまみえる。

 「さあどこからでもかかってこい! ニンゲン!」

 「ゆきます!!」


激闘の末、キュアエースこと亜久里はマンドラゴラキャロットを倒し、
ニンジン嫌いを克服した。
次はアイちゃんの番だ。


 
「さあ、アイちゃん。離乳食(マンドラゴラキャロットのお粥)だよ」

 
「む…無理キュピ。そんなもの食べられないキュピっ」

 
「ワガママは駄目よ、アイちゃん。このマンドラゴラキャロットには、
 ベータカロチンが豊富に含まれている他に、
 科学では解明できない謎の成分が非常に多く含まれているのよ」
「そうそう、六花博士のおっしゃるとーーーーり!」

 
「食べたら死ぬわ!」

2013年10月14日

<キュアエース(円亜久里)考察>

先週の感想に進む前に、軽く考察してみます。

プリキュアとは、メイン視聴者である幼女たちにとって「憧れのヒロイン」
そんな幼女たちをテレビの中のプリキュア世界へと呼び込むのが、亜久里の役割。
(ラノベとかの読者が、作中人物として、都合の良い能力を持った己自身もしくは創作キャラを物語にまぎれ込ませ、主人公たちと同格の活躍をさせるよーなアレ。そういう事してる時にテレパシー能力とかで脳内覗かれたら、そのテレパシストをサツガイするしかないよね)

幼女たちにとって、イマジネーションの中で活躍する自分は、
現実世界の何倍も優れた「仕上がり」である。
キュアエース(亜久里)が、
ドキプリメンバーの先頭を走れるほどに優秀なキャラであるのはもちろん、
かつ、まこぴーを「剣崎真琴」と呼び捨てにするにするのは、そのため。
年齢の低い亜久里が、年上の相手を「〜さん」付けせず、呼び捨てにするという行為は、
相手と「対等目線」な関係であるという事を意味します。

つまり、憧れのヒロインであるプリキュアと「同格」

……で、このまま35話の感想に続くわけですが、


●先週のドキドキ
第35話『いやいやアイちゃん!歯みがき大作戦!』

完璧なだけだと親近感が湧かない。だからこそスイーツが好きで、
美味しいものを食べた時には「ほわわん」と表情が和んだりするわけですが、
この歯医者克服という話も、亜久里でやれば良かったんじゃないかと思う。
幼女たちが、歯医者に行った時がんばれるように。

ただ、
亜久里が歯磨きを怠(おこた)って虫歯になったというのはダメだ。
幼女たちの前で彼女の株を落とすわけにはいけません。
(来週のニンジン嫌いと違って、やるべき事に対して手を抜いていたというのはダメ)
じゃあ、たとえば、
当たった相手を虫歯にするというジコチューの光線を、
我が身を盾に仲間をかばってそれを浴び、それが原因で……というのもダメか。
ジコチュー倒せば、世界が食らったダメージ自体が消滅してしまう。

難しいものである。

マナ ――― もし虫歯になったとしても自分から歯医者に行く。
六花、ありす ――― 自己管理に抜かりはない=虫歯にならない。

なるほど、
消去法で、虫歯の存在を知らなかった真琴か。
第1話〜からしばらく続いた戦士としてのキュアソードを見る限りでは、
虫歯になった場合、
むしろ自分から口の中にペンチ突っ込んで歯を抜こうとするのを他のみんなに止められるといった感じですが、日曜朝8:30の番組でそーゆーのはちょっと……。

まこぴーはアレだよ、
「犠牲になったのだ」というアレだな。


●今週のドキドキ
第36話『ラケルはりきる!初恋パワー全開!』



何でも一人でこなしてしまう六花に対して、「対等目線」になれないラケル。
六花のためにがんばりたい、でも彼女のステージには届かない。

そんな時、八嶋さんの世話していたウサギが飼育小屋を脱走。



これはチャンスと張りきるラケル。
見事ウサギを捕獲して、八嶋さんから「ラケル君はわたしのヒーローだよ」なんて
お褒めの言葉と「飛び切りの可憐な笑顔」を頂いたりします。
役に立てた事がうれしくて、そんな自分を見てもらえた事がうれしくて、
しかも八嶋さんが清楚な美少女であった事も手伝って、
ラケルの胸はドッキドキです。

仕方ないんです。男の子っていう生き物は、そういうものだから。


八嶋さんと「対等目線」になれた勘違いから、初めての恋の甘さに酔い耽るラケル。
けれど、恋は甘いだけじゃないという現実。
ただ、ラストでラケルはその「苦い部分」も、涙をこぼしそうになりながらも受け入れた。
ラケル……見事な男の子ぶりでした。

失恋はしたけれど、そのカッコ良さは、確かに六花に届いたよ的なラストシーン。

一個言わせて貰えば、八嶋さんとボーイフレンドである原田くんは、
ベンチに腰かけてないで、いなくなったラケルを探しているシーンがあれば
好感度アップだった。


しかし、いよいよ六花を意識しはじめたラケル。
一緒のベッドで寝るたびに、
 「にひひひ…」

こんな顔になってないか心配です。

2013年09月29日

●先週のドキプリ
第33話『ありすパパ登場!四葉家おとまり会!』



結論。
ロゼッタ・リフレクションは、「防具欄」ではなく、
「武器欄」に装備したほうがその性能を活かせる。

第25話の『盾機能』のパワーアップ(敵の攻撃を吸収したのち反射)、
ひいてはその源となったセバスチャンとの絆とは何だったのか。
……いや、言うまい。
この時のありすは、「わたしもマナちゃんのようになりたい」と胸がキュンキュン状態。
マナが相手では、長年仕えた執事とて勝負の場に立つことすらかなわぬ。
しかも、このジコチュー戦後に控えているのは、
パパの登場で中断された告白タイム


 「わたしの好きな相手……」
 「それはマ〜〜ナ〜〜〜っっ
 「よっしゃ! まこぴーキタァァァっっっ!!」

 
「さあさあ、次はツバメさんの番だよ〜。好きな相手をカミングア〜〜ウト」
「カミングアウトするも何も……小さい頃、わたしとマナとありすの三人で ――― 」


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 
「マナちゃんと六花ちゃんは、お付き合いしているのですか?」
「うん。六花はあたしのお嫁さんなんだ」

 
「わ…わたしも、マナちゃんのお嫁さんになりたい!」

 
「よし、じゃあ、ありすも今日からあたしのお嫁さんだ!」

 
「大きくなったら三人で結婚式挙げようっ」
「わたし、がんばってマナの赤ちゃん産むね」
「ゆ〜びきーりげ〜んまーん…」

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


 
「 ――― というワケで、わたしと六花ちゃんの好きな相手はマナちゃんです」

 
「あは…あはは、そうだっけ…」
「忘れてたの、マナ? しっかりしてよね。
 わたしなんて、この前ママに報告しちゃったんだから。
 マナと結婚して、マナの赤ちゃん産むって」

 
『がんばって元気な赤ちゃんを産むのよ、六花。ママも応援するから』

「 ――― ママはそう言って、わたしたちの結婚を祝福してくれたわ」


 
「えっ、そうなの?」

……さらに、
唐突にスイスへ飛び立ったはずのありすパパがリターンしてきた。

 
「そうそう。大事な事を聞き忘れていたよ、ありす。
 マナ君の赤ちゃんは、もう身ごもったのかい?」

 
「……それはもう少々お待ちください、だんなさま。
 ありすお嬢様は、今宵マナ様との子作りに励まれるご予定なので……」

 
「むっ、そうなのか。
 では邪魔にならないよう、四葉星児はクールに去るぜ」

ありすパパは今度こそスイスへ旅立った。


 
「せっかくですから、全員でマナちゃんと ――― しちゃいましょうか」
「いいのですか、わたくしたちも参加して?」
「マナと……子作り……」(ごくっ)


――― これのせいで、アイちゃんが超不機嫌になるとは、
この時は誰も予想できなかった。


●今週のドキプリ
第34話『ママはチョーたいへん!ふきげんアイちゃん!』


第33話の『子作り会』が終わってからというもの、
アイちゃんの機嫌がおかしい。

 
「さあ、ミルクを召し上がれ」

 
「うう〜っ!」

 
「アイちゃん、一緒に遊び……」
「ヤッ!」



……不機嫌の原因は不明?
否、マナ嫁軍団の知将・六花はある可能性に思い至る。
アイちゃんは女の子である。ならば……・

 
「ねえ、マナ。アイちゃんもマナのお嫁さんにしてあげて」

 
「いやいや、何言ってるの六花? アイちゃんはまだ赤ちゃ ――― 」

 
「マナだいしゅきーーっっ


【 きゅぴらっぱー大放射線 】
その日、地球全域に拡大放射された謎のエネルギーは、
その余波でトランプ王国にいるキングジコチューすら消滅させ、
人類全ての心を変革に導き、その後一万年にも及ぶ黄金時代を世界にもたらした。

たった一日で世界を変えたその奇跡、
それは一人のハーレム系モテモテ少女がもたらしたものであると人々はうわさする。


P.S.



このダビィがなんかエロかったです。
普通の妖精ならともかく、こやつ、眼鏡クールなオトナの女性になれるんだぜ。
全裸に白衣に聴診器、
なんか……その……いやらしいよな、
アイちゃんの場合は妖精の姿で診察するけど、
真琴の具合が悪くなった時は……その、分かりますよね? へっへっへ……。



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