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●今週のハピプリ
第11話『謎のメッセージ!キュアハニーの秘密!!』
「ご飯食えー♪」と歌っているわりには、
一番ハチミツが好きなのでキュアハニー。
「いつかひめちゃんのとろ〜り甘い『ハチミツ』を……ああっ、食べてみたい」
「ウンウン、わかるっ 食べてみたいよねえっ、ひめの『ハチミツ』」
「えーっ、なになに、二人とも。わたし、ハチミツなんて持ってないよ?」
ゆうゆうはめぐみよりも先にプリキュアになっていたのだが、
なぜ今まで登場しなかったかというと ―――
一番美味しい登場のタイミングを狙っていたからだそうです。
たとえば、キュアプリンセスが大ピンチに陥っている時とか…。
今までにも何回かその機会が合ったはずなのですが……
でも、そんな時に限って出てくるキュアフォーチュンのせいで……。
「食べ物を粗末にしたり、踏みつけたり、
なにより、わたしの出番を奪う人を見過ごすわけにはいかない!」
ゆうゆう、怒りの変身。
こうなったら、キュアフォーチュンの『ハチミツ』を強制的に搾り取ってやるぜ!
基本的には歌うプリキュア。争いは嫌い。激しく動けば腹が減るからな。
ハニーバトンには、今までゆうゆうがコツコツ食って溜めてきたカロリーが蓄積されています。
それを一気に消費する事で、プリキュア最強レベルの必殺技を使用可能、
「プリキュア・スパークリング・バトンアタック!」と必殺技を叫んだあとに
「イエイ!」と続ける。どこまでもノリノリなキュアハニー。
宇宙から謎の超巨大クローバーが地球めがけて落下してくる ――― これのどこがバトンアタックなのか謎です。つか大爆発の余波で大地が一緒に吹き飛んでる!
「せ、世界滅ぼす魔王か、こいつは……!?」
「……ところで、今週の田植えのシーンでのひめちゃんの格好、
ツインテールで、オーバーオールの肩紐が片方だけずれてる所とか、超可愛かったよ」
「ああっ あのシーンを思い出しただけで、わたしの中から『ハチミツ』が……」
「あ、そうだ。ちょっとだけ待っててね」
……それから約5分後。
「お待たせ、ひめちゃん」
「ハイ、飴どうぞ…」
「……??? ありがとう」 |
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●今週のハピプリ
第10話『歌うプリキュア!キュアハニー登場!!』
今回から、歌うプリキュア・キュアハニー本格始動というコトで、
キュアハニーというキャラクターに込められたテーマが、
ホッシーワの歌との対比で、ババン!と提示されました。
ホッシーワは欲望のままに、「甘いお菓子ををいっぱい食べたい!」と歌う。
確かにそれは子供の本音かもしれませんが、
甘い物の暴食が、これから成長していく子供の体にとって良いはずもない。
キュアハニーの歌に込められた想いは、
「朝・昼・夕の三食を、家族や友だちと一緒にしっかり食べて健やかに成長」という心の共鳴。
ホッシーワが<おいしさを感じているその瞬間さえよければそれで良し!>
と、独りよがりに歌うのに対し、
キュアハニーは<夢という未来のため、今日のご飯をしっかり食べよう!>
と、皆の心に向かって歌っています。
一応、ご飯(米)食え食えと歌っていますが、
栄養的なバランスを考えた上でならパン食でも可だろう。
ちなみに、ホッシーワとキュアハニーの対比(一人 ⇔ 皆という対比)は、
そのまま今回の合唱部の抱えていた問題解決にも繋がっていったなぁ。
一生懸命になるあまり孤立してしまったひとみが、
最後には皆と心を通わせて合唱コンクールに挑む。
しかし、まさかその歌(キュアハニー作詞作曲)で出場するつもりなのか?
バトルでは、ハニーバトンの機能がいよいよお披露目。
通常モードでは、ハニーテレポートという高速回避技。
ハニーバトン先端部交換で、リボンモード。
……駄目だ、キュアハニー = 大森ゆうこなせいか、
飴と鞭という言葉が出てきてしまう。いや、鞭じゃなくてリボンだけど。
なるほど、この技は敵を自在に縛り上げられるのだな。
……くそ、《調教》という単語も出てきてしまう。
空腹時にハニーキャンディを見ると、猫獣としての本性を現してしまうひめは、
意外と相性がいいかもしれん。SM的な意味で。
ハニーベルティエ、セパレーション。マラカスモード。
いわゆる音撃棒。しかし効果は回復。
戦闘終了後、
キュアハニーは「またいずれ」と正体を告げずに去っていきます。
お気に入りのマイ・テーマソングであるご飯の歌を、
ひめに「へんちくりん」と言われたショックが、まだ癒えていないのです。
しかし、ひめがこの脳内無限リプレイソングを褒めた瞬間、喜び絶頂。
颯爽とポーズまで付けて正体を明かしてしまう大森ゆうこ。
……この人、わりとマジで、ひめのことが好きなんじゃないだろうか? |
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今週のハピプリ
第9話『空手でオッス!!プリキュアパワーアップ!?
●ハピネスチャージは直球勝負
ハピネスチャージ第1話から思っていたのですが、
キャラクターがよく動くという要素、イコール、観てるだけで理解できる<楽しさ>
非常に良い釣り針です。
つーか、これ、ひめという真の主役がおり、
かつ作品の上での主役プリキュアとして、めぐみ(キュアラブリー)がいる、
この構成、プリキュアオールスターズNewStageだ。
◆白雪ひめ
本名ヒメルダ・ウインドウ・キュアクイーン・オブ・ザ・ブルースカイ。
訳すと、蒼穹の風たるプリキュア女王であるヒメルダ。
あれ、日本での通名である姓(白雪)ってどっから出てきたんだ?
変わる = 『成長』が彼女のテーマでしょう。
高貴な血筋で、しかも可愛らしくて楽しい少女。
テレビの前の幼女たちが「立ち上がれ、私の分身!」とライド(自己投影)する存在で、
ハピプリの真の主役。
今までのプリキュアシリーズを見ても、
スポンサー様からマスコット妖精を預かり、一緒に暮らすという権利を持つのは
主人公の証なのです。
(MHのポポルル、Yes5のミルクのような例外、またハトやドキのように多数いる場合は、
各キャラの家に分散という事もありますが。
スイのニャプ次郎がエレンのプリキュア後も北条家に居座り続けたり、
ドキのキュピラッパ様がパートナーの亜久里の家ではなくマナの家に住んでいたのも
多分これが理由)
◆愛乃めぐみ
ひめの『友だち(パートナー)』
そばいると心強くて、楽しいよ。
一緒に手を取り合って、自分ひとりでは出来なかったコトもやり遂げられる。
◆大森ゆうこ
ひめの『ごはん』
成長していく子供だからこそ、朝・昼・夕としっかり食べるコトが大切。
◆氷川いおな
理由もなく人を嫌う子ではないでしょう。
ひめは、いつかちゃんと向かい合って『仲直り』しなければいけません。
めぐみの姓が「愛の」、ゆうこの姓が「大盛り」である事を考えると、
彼女の「氷川」という姓にも意味があると思います。
彼女の心の氷を溶かして、二人のわだかまりを水に流す的な…?
さて、今週の感想を簡単にいきます。
「キュアプリンセスを信じてはいけない。…でないと、あなたに大きな災いが降りかかるわ」
前回、こう言い残して去っていったキュアフォーチュン。
一体、プリンセスの間に何があったんでしょうか。
プリンセスとリボンは、その理由に心当たりがあるようですが、必死でごまかします。
自らの無力さを痛感しためぐみとひめは、身体を鍛え始めます。
まずはジョギング。
……をしていると、ゆうゆうとバッタリ遭遇。
「ゆうゆうはどうしてジョギングしてるの?」
「お腹をすかせて、ごはんをおいしく食べるためだよ」
「あー、さっそくひめちゃんが『おいしそう』に見えてきた。
カニバカニバリズムぞ〜♪カニバリズムぞ〜♪♪」
「すいませーーん、わたしたち、急用がありますのでええええ!!」
ジョギングは危険なので、空手を習うことにしたが……
道場のエース・氷川いおなは、なぜかキュアプリンセスが大嫌いな様子。
「キュアプリンセスの ――― 」
「内臓つぶれろ!!」
「うわー、ずっとあんな事言いながら正拳突きの練習してる……」
「アイツ超怖えええ……」
「でも、一理ある」
「やっぱ『強く』なるための最大のエネルギーは憎悪だぜええええ!!」
「おうよ、幻影帝国を憎む気持ちこそを、チカラに変えようぜええええ!!」
「二人とも出て行けーーーーーっっっ!!!」
道場を追い出されました。
ジョギングも駄目。空手も駄目。
一体どうすればと途方に暮れる二人の前に、歌うプリキュア登場。
「ご飯食え〜〜♪ 自炊なんかするなー、『おおもりご飯』で弁当買って食え〜〜♪」
「うわ〜っ、なんかお腹すいてきたーーーーっっ!!」
「これは今すぐ『おおもりご飯』に行かなくては!!」
「まいどあり」
謎のプリキュア・キュアハニーの正体は? (次週につづく) |
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●今週のハピプリ簡単感想
第8話『友情の危機!!ミスフォーチュンの不吉な予言!!』
増子美香みたいな人が出たと思えば、名前もずばり増子美代。
中の人は違うけれど、
懐かしいような、嬉しいような、謎の気持ち。
さて、
作中世界の時間の流れは早いもので、
前回7話では、めぐみとひめが『友達100日記念日』を祝い、
初めての共同作業として、ケーキ入刀しました。
……なのに、いまだ学校の女の子とは、ほとんど打ち解けてないとか。
人前に出ると「ウワ〜〜」とクルクル回転しながら、めぐみの背中に隠れてしまう始末。
入学の時から進化がないというか ――― いや、ダッシュでその場から逃げ出さなくなっただけ、
ひめも成長したということか。
女の子たちもずっと、可愛いひめと友だちになりたがっていた様子だけど、
問題は彼女たちが、ひめとの基本的な接し方を理解してなかったコト。
ひめは普通の女の子じゃないんだ。
ひめと打ち解けるための基本、
それは……
餌付け。
大森ゆうこは、それでひめと仲良くなることに成功しています。
猫かコイツは。
『コアラ抱っこしたい』ぐらいの状態で、女の子から人気のひめですが、
キュアフォーチュンには徹底的に嫌われている様子。
キュアラブリーに、
「キュアプリンセスを信じてはいけない。そいつと一緒にいたら大きな災いに逢う」と言い残し、
その場を去っていきます。
もしかして、キュアフォーチュンが映画NewStage3に出演しなかったのは、
キュアプリンセスがいたからという理由か?
いったい、二人の間に何があったんだろう?
キュアフォーチュンが家でカレー食ってたら、
サイアークにぶん投げられたキュアプリンセスが壁を突き破って飛び込んできて、
カレーの皿の横で勢いよく脱糞でもしたのか?
凛々しく強い、ぴかりが丘の守護神・キュアフォーチュンですが
ぐらさんの鼻をコショコショする時の「こしょこしょ」という声が異様に可愛い。 |
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●今週のハピプリ
第1話『愛が大好き!キュアラブリー誕生!』
知性系である青プリキュアに、来海えりか以来の突然変異種誕生。
白雪ひめ(14歳)
本名は「ヒメルダ・ウィンドウ・キュアクイーン・オブ・ザ・ブルースカイ」
ブルースカイ王国の王女である。
性格は根本的には来海えりかであるが、「引っ込み思案」「後ろ向き」と、
まあ現時点では、マイナス部分が非常に目立ちます。
気持ちがパワーの源となるプリキュアには、おおよそ向いていませんが、
つか、なんでプリキュアになれたのか不思議なぐらいですが、
隣に立つ者がきちんと引っぱってやれば何とかなりそうです。
地球の神・ブルーも彼女を独りで闘わせるのは無理だとあきらめており、
『愛の結晶』なるアイテムを彼女に持たせて、パートナーを探すよう勧めます。
しかし、『愛の結晶』という名前。
パートナーになってほしい相手に、
「これを受け取って、あたしと一緒に……」なんて言ったら、
プロポーズみたいになってしまいますよ。
いや、地球の神的には、
むしろそうなれっつーカンジで『愛の結晶』なんて名前にしたのか。
ただ、他人に話しかけるのが苦手で探すのもめんどくさい…というひめは、
ぶん投げた(遠投)。
この『愛の結晶』に当たった人がパートナー。
だが、ひめがそういう行動を取るコトも地球の神の想定内。
『愛の結晶』には百合感知ナビゲーションが搭載されており、
ひめと最も相性の良い女の子を自動的にチョイスして飛んでくれるのだ。
直撃した人・愛乃めぐみ(14歳)
前シリーズの主人公・相田マナの後継者的主人公。
ただ、マナと違って身体面では普通の人類です。
人付き合いが苦手なひめにグイグイ迫って
コンビ結成完了。
相変わらず、ひめの変身したキュアプリンセスはダメダメですが、
めぐみも無事キュアラブリーに変身することができましたので
次回からは打って出ます。
黄色枠のこの子は、キャラ紹介を見る限り、
ブッキーの後継者的ポジションみたいですね。
くっ、これで胸が大きければ……。 |
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