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●今週のハピプリ
第19話『サッカー対決!チームプリキュア結成!』
プリカード集めは順調。
プリカードファイルが一杯になれば願いが叶う。
ひめは、ブルースカイ王国の復活。
めぐみは、母の快復。
ゆうゆうは、みんながご飯をおいしく食べられるように。
しかし、このファイルで叶えられる願いは一つだけ。
うーん、
キュアフォーチュンの専属妖精ぐらさんもファイルを所持しているコトから、
おそらく妖精一人につき一冊ファイルが支給されている模様。
つまり、あと二人妖精を見つけて、めぐみ・ゆうゆうの専属妖精にしてしまえば……。
「よし、希望が見えてきたっしゅ!」
「……あー、でも、その場合、二人分のプリカードを最初から集めないといけないっしゅ」
めんどくさくなったひめは、とりあえず一冊、
結構な量のプリカードが集まっているであろうぐらさんのファイルを狙います。
「ねえねえ、ファントムはこっちで片付けておいてあげるから、ファイルちょうだい」
「絶対に嫌よ」
「むぅっ、強情張ると痛い目みちゃうわよ。 ……ラブリー! ハニー!」
三対一なら勝てると踏んで、キュアフォーチュンに戦いを挑むものの ―――
「どすこーーい!!」
完敗です。
……まあ、幻影帝国を撃滅して、封印された人々を救出すれば、
ブルースカイ王国も復興できるだろうし、
救国の英雄であるキュアラブリー = めぐみの母の身体に関しても、
ブルースカイ王国が恩を返すために、全力で取り組んでくれるだろうし、
ハッピーエンドで全員ご飯がうまうま。
となると、現在二冊確認されているプリカードファイルの使い方としては、
幻影帝国本拠地のアンチ・プリキュアフィールドの無効化がひとつ、
全ての根本(こんぽん)である神さまとクイーンミラージュのややこしい関係を
ばっさり解決してしまうというのがひとつ…かな?
ラスト、氷川いおな = キュアフォーチュンが正体を明かしたことで、
話の展開が急加速。
はたして、ひめは一体何をしでかしたのか?
「ひめ…、めぐみとゆうこに、そろそろちゃんと話しておいたほうがいいと思うけど」
「オマエのほうこそ話すべきことあんだろ」(ボソッ…)
正直、神さまもそろそろめぐみたちに全部話すべきだと思う。
サッカーで協力し合うこと(チームワーク)の大切さを知ったいおなは、
めぐみたちと共に戦うことを提案。
「ただし、白雪ひめ、テメーはダメだ」(by氷川いおな)
「よ…よろしくね、氷川さん」
「何かしこまってるのよ。わたしのこと、これからはいおなって呼んでね、めぐみ」
「よし、今日はウチのお店で、いおなちゃんの歓迎パーティしよっ」
「まさにこれ、チームプリキュア結成の瞬間って感じだな」
「プリンセス、しっかりするですわ!」
「ちきしょう、見てろよキュアフォーチュン。プリカード集めまくって願いを叶えてやる!
願いのチカラでオマエを追い出して、わたしの居場所を絶対に取り戻してやるんだから!」
「ええっ、ブルースカイ王国の復活はーーっ!?」 |
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●今週のハピプリ
第15話『お母さんに逢いたい!ひめブルースカイ王国に帰る!』
幻影帝国に乗っ取られたブルースカイ王国は、
強力な闇のパワーの影響下。
そこではプリキュアのパワーは10分の1〜100分の1。
もし、プリキュアハンター・ファントムがいたなら、
遭遇 → 瞬殺は確実。
なんというプリキュア墓場。
今回のミッションは、鏡に封印された母上に、
『母の日』のプレゼント(手作りケーキ)を届けるという内容。
しかし、母がいるのは敵の本拠地で、
プリキュアとしての戦闘力も強制的に激減状態。
えーっと、
戦闘力のない一般人が武装テロリストのアジトに潜入して、
人質として捕まっている母にケーキを届けたのち、すみやかに帰還…みたいな?
無理です。
神サマ、この子らをとめてあげて。
「おやつは一人300円までだよ」(byブルー)
どこでもミラーで、ブルースカイ王国まで簡単移動。
……まあ、
「お母さんにケーキを届けたい」という、その気持ちは、
プリキュアにとって奇跡の大逆転を引き起こすパワーの種です。
今回後半の撤退戦では芽吹かなかったものの、
その種は、ひめの成長に合わせて、ゆっくりと芽を出していくでしょう。
ちゅーわけで、
これはいわば、最終決戦で勝利するための必須イベントのひとつ。
元気出してGO!
見つからないように隠密仕様にニンジャで潜入するも、
おなかぺんぺこりんのゆうゆうの腹の虫が大きく鳴いて潜入失敗。
「ドンマイ、ゆうゆう。女の子だってオナラぐらいするよ」
「いや、オナラじゃなくて、鳴ったのはおなかだから」
「それよりもめぐみ、なにか他に作戦はあるの?」
「もちろん! あるよ、作戦! こうなったら ――― 」
機動力を活かした正面突破で、一気に王宮へ突入成功!
ひめの手作りケーキ献上完了です。
あとは帰還するのみですが、
残念ながら発見されてしまい、敵が全員集合。
「ここはわたしにまかせて! 早く帰ってご飯食べたいの!」
宇宙からの一撃・プリキュア・スパークリング・バトンアタック!
サイアークたちを直撃し、大地ごと粉砕 ――― できない…だと!?
そういえば、キュアハニーはおなかぺんぺこりん状態(ひどい空腹)だった!
彼女のプリキュアパワーは、満腹時を100とするならば、現在は10以下!
「うわー、どうしよどうしよ……あっ!」
「え、ホントに食べていいの?」
「うん、お母さまだって、あの状態じゃ食べられないし」
満腹となったキュアハニーは幻影帝国の支配力(戦闘力激減効果)を跳ね除け、
<真・プリキュア・スパークリング・バトンアタック>を放つ!
「はわわわわ…………ッッ!!」
ハピネスチャージプリキュア第15話・完 |
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(前回の感想補足)
前回、封印の箱アクシアやキュアテンダーなど、
物語の重要素であるキーワードが出てきましたッス。
それから、
神さまが「不幸の源」と言ったアクシアに対するめぐみの反応、
「キラキラきれいなだけじゃなくて、なんか優しい感じ。
あたしは愛を感じるよ?」
これ。
理屈じゃなくて感覚で、神ですら見過ごすような本質を見抜く ―――
このセリフだけで、
今までひめの陰に隠れていた主人公の格ってやつがどおぉぉん!!と露出した。
あと、ファントム出たねー、クイーンミラージュの刃にして狩人。
プリキュアにとっては処刑執行人そのもの、
神様が『刺し違えることで、やっと倒せる』ほどの強さの持ち主です。
「だが、すでに奴は敗北している!」
「な…なんですとーっ!?」
「ゴッドよ、それは一体……」
「なまけもん、厚化粧、アホ将軍の3バカトリオとスナッキーたちは、たいしたことない。
幻影帝国でまともにプリキュアに対抗できるのは、ぶっちゃけ奴一人だけだ。
奴が必死こいて世界を駆けずり回ってプリキュアを倒している間に、
ボクはクロスミラールームという便利な移動手段で、ちょちょいと好きな所に出かけ、
別のプリキュアを誕生させる。
……そうすると、奴はまた世界を駆けずり回って、
その新たに誕生したプリキュアを倒しに行かなければいけない。
基本的には、同じコトの繰り返しさ。
世界の各地に次々とプリキュアというエサを撒き、あいつを西に東にと走り回らせ、
そして最後、奴が疲弊したところへ、残ったプリキュア全員をぶつけて倒す!!」
「ああ、なんという完璧な策…。自分の頭のよさが怖い……」(うっとり)
「……キュアラブリー、一緒にぶん殴ろう!」
「オッス!」
●今週のハピプリ
第14話『ヒーロー登場!あいつはイカれたすごいやつ!!』
潮干狩り系男子としてデビューを目指す、仮面タクマーこと卓真少年。
「オレはこの浜で一番うまい貝を採るぜ!」
「そこだあ! 見えたぜハッキリ!」
「そのピンクのオーバーオールの股間部分を切り裂いて、最高の貝を採ってやる!」
「ぎゃああ、コイツ、淫語的な意味の貝を採りにきたあああああっっ!?」
「待て待てー、ひめの貝は渡さない!」
「ちっ、邪魔が入ったか。仕方ない、変身だ!
ソイヤッ! ハマグリアームズ! 蛤・オン・ステージ!!」
「ここからはオレの潮干狩りだ!」
「アッタマきた! こっちだって変身よ!」
「 ――― そして瞬殺!」
「ごぼはああああああっっっ!!!」
ヒメルダーパンチ炸裂!
倒された卓真少年は、元の姿であるハマグリに戻った。
「あの子の正体が、実はハマグリだったなんて……」
(どびゅっ)
「ぎゃあ、何かぶっかけてきた!?」
はまぐりっていうと、やっぱ貝合わせだよな。(淫語的な意味での) |
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今週のハピ
第13話『強敵登場!キュアフォーチュンVSプリキュアハンター!』
「プリキュアハンターねえ…、
プリキュアって、たいてい女子中学生だよな?」
「つまり、プリキュアハンター …… 言い換えてみれば女子中学生ハンター!!」
「たしか小学生のプリキュアもいたと思うけど?」
「女子中学生ハンターで、しかも女子小学生ハンター。
うん、今回の敵はヤバすぎるな。変態という意味で」
ぴかりが丘に、ついにその変態がやってきた!
「我が名はプリキュアハンター・ファントム!」
「ピギャー! うわさの女子中学生ハンターだあああ!
おわまりさーん、ここでーーす!! この人でーーす!!」
「え…、女子中学……?」
プリキュアハンターは現行犯逮捕されました。 |
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●今週のハピプリ
第12話『めぐみピンチ!プリキュア失格の危機!!』
まさか、一見普通に真面目そうな女子である愛乃めぐみが、
五教科全て赤点で学年ワースト1って……
「すごいな…、一体どれだけナマケルダしたら、そんな結果になるんですぞ?」
「いやあ、実はあたし、教科書とか見るとだいたい5秒ぐらいで
全ての文字に対してゲシュタルト崩壊起こしちゃう体質で……」
そんなワケで、めぐみは再テストを受けることに。
ここでも赤点だと、毎日居残り補習に加えて、プリキュア活動禁止というペナルティ。
「……とゆうーわけで、ここはよろしく頼むよ、学年2位の誠司くんっ」
「いや、駄目だな。後ろからウーッて顔でこっち見てる奴がいる」
めぐみは誠司ではなく、ひめに勉強を教えてもらう事になりました。
放課後はひめ先生の補習授業、そのあとはひめの家で一緒に勉強、
ゆうゆう特製の頭脳労働サポート用の夕食付き。
「うまうま…」
「マイウーーっ!」
さらに、勉強が終わってめぐみが家に帰ったあと、
ひめは、暗記が必要な分に対して、分かりやすい『まとめ集』を作っていました。
「ひめ、ありがとう! これ、すごく分かりやすい!」
「めぐみが家で勉強がんばってるんだって思ったら、
わたしも、もう一頑張りしちゃおっかなーっ…て気分になって!」
「……でも、めぐみちゃんのコトだから、
結局、机で寝ちゃって、勉強できなかったんじゃない?」
「いや〜〜、寝てはないんだけどね……」
「再テストとかもう無理だと思ってあきらめて、シクシク泣きながら遺書かいてた……」
「めぐみぃぃぃっっ!!?」
「めぐみちゃんっっ!!?」
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
「補習に付き合ってくれたり、おいしいものを差し入れしてくれたり、
みんなが助けてくれる。だから勉強もがんばれる!
そんなみんなのためにも、わたしはがんばるの!」
今までのプリキュアシリーズでは、こういうお話の場合、
ラストで勉強というものに対する苦手意識を覆してきたのですが、
今回のお話では、結局、めぐみは勉強が苦手なまま。
まー、人には得手不得手というものがありますから。
ただ、不得手だからといって、そのまま放置でいいわけじゃない。
苦手なものに対しても、立ち向かい続ける努力は大事。
もちろん、それはとても難しいことです。
だから、ここで重要なのは『自分ひとりだけじゃない』というコト。
イコール友だちの存在。
めぐみにとって『勉強』は強烈な逆風だが、ひめやゆうゆうにとってはそうじゃない。
だから、めぐみが前に進むために、二人が手を引っぱってくれる。
逆に、ひめやゆうゆうにとって強烈な逆風が吹いた時、めぐみは二人の手を引っぱっていく。
人が前に進むコトを変わってやる事はできません。
ですが、前に進むコトを手伝う事はできるのです、
まあ、今回のお話において
『勉強』という要素は<助け合い>という大きな輪の一部だってことでしょうか。
(4月27日追記)
人生は「ロング・スロー・ディスタンス」
友だち100人と言いつつも第8話の時点でクラスメイトの女の子たちに対して
「フワァァ〜」(くるくる…)だったひめ。
ワースト2の野球少年は勉強の大切さに気付けたのに、
追試に合格したからオッケー♪みたいなノリで勉強苦手が変わらぬままのめぐみ。
ナリタヨシミズム的には、おそらくこれでいいのだろう。
まだまだダメな二人であるが、それでも二人とも一歩を踏み出せた。
じゃあ、ゆっくりでいいから次の一歩を ――― 。そして、また次の一歩。
すぐに変われなくても、ゆっくり変わっていければ良い。
どっちも『成長』である。
(個人的には「ロング・スロー・ディスタンス」でいいので、一年かけて確実に成長してほしいですね。ゆうゆうのおっぱいの話です)
なぜ今回の後半、唐突に野球勝負になったのかというと、
『野球』が『チームワーク』のメタファーとして使用されたからでしょう。
誠司はプリキャじゃないのでサイアークを浄化できないが、
攻略のためのアドバイスが出来る。
コミュニケーション、勉強、幻影帝国、苦手な分野はチームワークでカバーだ! |
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