プリプリ&まほプリの感想(2015〜2016)

2015年10月18日
●第37話「はるかが主役!?ハチャメチャロマンな演劇会!」の感想

相変わらず、はるかはみなみが好きすぎる…
みなみがかぐや姫の役をやると聞いた時の反応が、
きらら・トワの時に比べると明らかに温度差があります。
表情的にも、「ピッタリです!」という声の強さ的にも。

はるかとみなみをそれぞれ主役・ヒロインに据えて、
二人のキスシーンのある劇とかやらせてみたいものです。
台本を読んでキスシーンがあると知った時、
二人がどういう反応をするか是非見てみたい。ニヤニヤしつつ眺めてみたい。

ノーブル学園の生徒ではないカナタがレギュラー入りした事で、
錦戸さんのバイオリン工房が、今後プリキュアたちの活動拠点になるのだろうか。
ドキプリでいうと『ソリティア』、プリキュア5でいうと『ナッツハウス』みたいな感じで。
なんか知らんが、そのうちシャットもここに住み着きそうだ。

『ロミオとジュリエット』の演劇っていうと、
初代プリキュアを思い出しますが、
舞台演出担当の古屋りこは、志穂以上にガンガンとダメ出ししてきますね。
これ、はるかの心が折れるレベルじゃ…と思いながら観ていたら、
やっぱ「チーン…」と撃沈されてしまいましたね。
しかも、その状態のはるかに
「もっとジュリエットを分かってあげて。でないと、あなたの言葉は観客に届かない」
と、古屋さんがトドメを持ってきます。
見ただけで解かるハードモード。
ですが、カナタの支援もあって、そこからはるかは立ち直ります。

困難につまづき、転びながらも、
春野はるかは、前を向いて突き進むことやめない。

稽古のシーンで、メインの視聴者である幼女たちにも、
普通の女の子なら逃げ出すレベルのしんどさが十二分に伝わったはず。
だからこそ、そこでめげたりせずに、いっそう頑張るはるかの姿は、
幼女たちの心に強く印象づけられるのだと思う。


のちの演劇関係のシーンに尺を取るために、
70秒で爆発する時限爆弾というギミックを使って、上手に短くまとめた戦闘シーン。
時間がない中で、ゼツボーグの一体が無数の小ゼツボーグに分裂。
どんどんタイムリミットが迫ってくるというのに、敵の数が増える。
視聴者側にもコレは効きますね。

プリキュアたちが状況打開のための策を思いつくも、
小ゼツボーグの総員突撃……と思わせておいて、いきなり合体、
ゼツボーグの巨体重量を活かしたボディプレスが、プリキュア全員を強襲します。
心理的な不意を突かれたため、回避行動は間に合いません。
このボディプレス自体はトドメにはならないものの、
この攻撃で生じる時間のロスは致命的です。

フローラ、根性の花吹雪シールドでボディプレスを防ぎきります。
そして、マーメイド。フローラにあんなに強く名を呼ばれては、
正妻として応えないわけにはいきません。
強烈な愛液の放水を食らわせて、時限爆弾を停止させます。ビショビショやで。

時間ギリギリで間に合うという流れは予想は出来ていても、
残り5秒切ってからの、本当にギリギリの反撃でしたからね。
分かっているのにドキドキとさせられてしまう。
これは面白い。

カナタ = ロミオの代役のフラグを前もって立てておくも、
あえてクラスの皆で一緒にゴールしたい、と訴えるはるか。
その選択は、もしかしたら劇の本番を無様なものに変えてしまうかもしれない。
しかし、本番だけが「全て」じゃない。
クラスの皆にとっての「全て」とは、
本番に至るまでの全部(稽古や衣装作り他)も含んでいるのだから。

ここまでクラス全員で一緒に頑張ってきたのだから、
仮に良い結果が出せなくても、最後まで皆で頑張り抜きたい。
あー、分かりやすく一言にまとめると、青春ってやつです。


●第36話「波立つ心…!みなみの守りたいもの!」の感想

両親や兄のように人の役に立てる人間になりたい、
そう常に思いつつも、具体的に「自分がやってみたい」ものが何なのか、
それがみなみには分からなかった。
分からないままに「夢」という言葉を被せていたけれど、
今回の北風あすか博士との出逢いで、
「やってみたい」と思えるもの、つまり「夢」の中身が、
微かにだが具体的なカタチを見せた ――― という感じでしょうか。

北風あすか、
東せいら、西峰あやかに続く三人目の方角入りの名前持ちキャラ。
みなみが海藤家の一員であると知っても物怖じせずに
「私と一緒に仕事を…」と誘おうとするメンタルの強さ。
これは少しヤバいですね。
自称婚約者の時には少しも覚えなかった危機感が、
こいつに関してはガンガン反応してやがる。

はるかは、アバンタイトル内で言いました。
「みなみさんのご両親に会えるなんて、うれしいですっ」
訳:お義理父さん、お義理母さんに会えるなんて、うれしい。

はるかは、みなみと結婚できる前提でいるけれど、
油断してると、みなみの体も心もさらわれてしまいそう。

名探偵が旅行に出れば、行った先で必ず事件に出会うという法則は、
プリキュアにも働いているようです。
いやホント、なんでストップ&フリーズは、
わざわざ沖合いを航行中の船をターゲットにしたんだろう。

北風博士の件とは別に、もう一つ危機はありました。
ゆいちゃんの避難誘導を無視して危険ゾーンに侵入する人間が、ついに現れた!

ウム。いよいよ、七瀬ゆいにもテコ入れの時期がやってきたか。
多分、来週か再来週に発売されるであろう、
「ゆい専用クリスタルプリンセスロッド」 
先端にゴム弾を取り付ける事が可能。そして『バガンッ!!』と発射可能。
ゆいを振り切って前に出ようとする輩は、このゴム弾で背中を撃たれて
悶絶することになります。こええ。

「いただきます」と「ごちそうさま」

この部分、成田先生らしい、子供に向けたメッセージですね。
ペンギンにエサである小魚を与えるシーン。
命を繋ぐための死に対して、はるかたちは「ごめんね」「かわいそう」という
ウェットな感情を覗かせますが、それに対して北風博士は「当たり前のことだ」と
ドライな割り切りを見せます。
しかし、その割り切りの裏には、命を大切に思い、感謝する気持ちがある。
それが「いただきます」と「ごちそうさま」

北風博士がかつて、ぴかりが丘を訪れた際に、ある少女と出会い、
そしてコレを学んだのである。
2015年03月22日
(10月4日)

今週のプリプリですが、
ディスダークの仕掛けている「絶望」がどのようなものかが、
少しは気になり始めました。
実は、カナタは記憶喪失になっているのではなく、
アレは、カナタを材料にして作り出された別の「モノ」だったりとか…ウェヒヒ。
絶望の種が育ち、森となった時、
カナタの姿をしたモノもまた、はるかたちの目の前で絶望の闇に目覚め ――― 。
…うん、無いな。

いやまあ、その辺はどうでもいいです。
クローズたちが、せっせせっせと育てている「絶望」という名の花壇に
「希望」という名のブルドーザーに乗って突っ込んでくるのが、春野はるか。
どうあがいてもハッピーエンドです。

つか、ミス・シャムールでも
カナタの記憶喪失をどうにかする事はできないのか。
そのうち、
飲んだ者の記憶を元に戻すハーブティーとか作り出しそうではあるが。

みなみ「はるかのおうちに、ご挨拶して帰りましょ」

そう、ここからが勝負ですね、みなみさん。
カナタが記憶を取り戻す前に、
自分こそがはるかの正式な妻であると、彼女の両親に認めてもらわねば。


(9月27日)

先週のミス・シャムールを見て思ったんですが、
普通に人間の街に溶け込み、戦闘ではバレエを取り込んだ華麗な体技を披露、
困っていれば敵であろうとアドバイスを送る。
そこにある自由さは ――― キュアハニーこと大森ゆうこ!
ま、この回(33話)の脚本は、前シリーズのシリーズ構成の成田さんですし。

今週から、カナタ王子捜索編が始まるかと思いきや、
あっさり発見。
中盤特有のだらだら展開をばっさり切るあたり面白い。

32話の、みなみ×はるか回に続いて、今回はきらら×はるか回。
8話(はるかのドレス作りの回)の、
はるかを気にしまくってるきららを思い出しました。
トワは兄のことを心配するよりも、
自分の恋人の心が、はるかに奪われないかどうかを心配したほうが良い。

(9月13日)

今週のプリプリは、なんてゆーか、
早くはるかはみなみに言ってやるといいんだと思う。
「カナタ王子は憧れの人ですが。恋愛対象ではありません」と。
そのあとアロマが、「なんでみなみが安心してるロマ?」と訊ねて
そして世界はハッピーエンド。

一筋の希望がある限り、オレは絶望なんてしない。

(9月6日)

今週のプリキュアですが、
ロックだけは許せねえ!
ミス・シャムールに面倒見てもらえるとか…、ざっけんな!

圧倒的な強さを得て甦ったクローズ。
今回プリキュアにトドメを刺さずに帰ったのは、大きな誤りであったと思う。
たとえ、「カナタ」という黒札投入のためだとしても。
「絶望が絶望を育てる」とか言ってるけど、
絶望じゃあプリキュアに太刀打ちできない。
ヘタに絶望なんて「エサ」を与えたら、
より強固な信頼と絆を携えて総力決戦を仕掛けてくるんだよ、奴らは。

ところで、シャットはともかく、クローズの正体(本体)は妖精なのだろうか?
ディスピア並みの「深くて黒い何か」のように感じたが。

シャットさん、癒し系のポジションがすっかり定着。
このまま二代目ブンビーさんを目指してほしいが。


(7月5日)

今週のプリキュア…
なぜだろう、
なぜイースといい、セイレーンといい、今回のトワイライトといい、
プリキュア側に転職すると露出度が減ってしまうのだろう?
セイレーンなんざ、猫の時は当然全裸だったのに、
黒川エレンになると、服を着るようになっちまった。

転職組の必殺アイテムは、ハープ、ギター、バイオリンと弦楽器が続きます。
まあ、お尻叩くタンバリンとかは…駄目だよな。

トワイライト → トワへの移行は、シャットと同じくちょっと残念。
ツリ目系のシャープな顔立ちの美少女から、
タレ目系のおっとり型美少女へ。

ただトワイライトは、トワの心の奥から消えていないと思う。
必要な時は、きっとトワにチカラを貸すはず。
具体的にいうと、ベッドの上で攻めに回った時。

「はるか、わたくしの『バイオリン』に相応しい音色を奏でられるまで
 この演奏は終わりませんわよ? さあ、最初からもう一度 ――― お覚悟決めなさい」
「んぁぁっ、待ってぇ、わたし、もう……あ゛ぁぁんんっ」
「ふふふ、さっきよりも少しはマシな音色…、でもまだまだですわ」

おっとりした声と表情のまま、とことん容赦しない……甘系ドSキャラ!


(5月24日)

今週のプリキュアは一足遅れてきた母の日回でしょうか。
きららの母・天ノ川ステラ登場。
ステラのキャラ立ち → ストーリーを面白く盛り上げる
ステラの愛情 → きららのキャラの掘り下げ
母のリードできららの魅力的な部分が上手く引き出されてたという感じ。

地味に面白いのが、七瀬ゆい。
コイツ、防御的な手段が皆無のくせに、一般人の避難誘導を終えたあとも、
なぜか生身で戦闘エリアに居座ってる。
しかも観戦モードだぞ。肝が据わりすぎだ。

新たなキーのチカラは、流星か。
必殺技の効果は、星型の手裏剣による弾幕。
結構自由な性格の天ノ川きらら = キュアトゥインクルだが、
去年の黄色みたいに、隕石落として
戦闘エリアを爆砕するという非常識さは持ち合わせていない。


(5月17日)

今週のプリキュアは
海藤みなみがメイン。
なかよし版では、女子生徒から『慕われている(意味深)』状態な彼女ですが
イルカ(♀)からも慕われているようです。
種族を超えて作用するカリスマ性フェロモン(対女性特効)。
ラストでイルカと一緒に喜んでいる魚たちな、あれ全部雌(♀)。

今回のゼツボーグ製造のターゲットから外れたせいで見れませんでしたが、
あのイルカの夢って、みなみと結ばれる事とかじゃないですかね。
海の世界では、女性同士の婚姻とか普通。ソースは『艦隊これくしょん〜艦これ〜』

キュアマーメイドが新たに入手したドレスアップキーは「バブル」
『人魚姫』という童話では、
王子に恋をしたせいで、ラスト、人魚のお姫さんは泡になって消えてしまいます。
キュアマーメイドにとっては不幸な死を連想させるアイテム。海に沈めとけ。

七瀬ゆいは今週お休み。
プリキュアに変身できない一般人、それも女子中学生が
毎回毎回、対ディスダークの最前線に立たされて神経がもつワケない。

なぜかディスダークはプリンセスプリキュアのいる場所へ現れるという特性を利用して
ノーブル学園から離れて遠出してみれば、やっぱりこっちに現れました。

というワケで、
七瀬ゆいは、この日一日、のんびりと過ごす事ができたのだ


(4月5日)

新たなドレスアップキーの在り処が、なんとなく分かった。
どうやらそれは、『夢あふれる場所』にあるそうです。

 
「夢あふれる場所…、たとえば女の子のパンツの中だ」
「ええええええぇぇぇぇっっっ!!?」

カナタ王子だって、年頃の男の子なんだから仕方ない。
とりあえず三人のパンツの中には、ドレスアップキーは無かった。

 
(うーん、夢あふれる女の子の股間かぁ…)
「はるかちゃん、悩み事? わたしで良かったら、相談に乗るよ」


「へっ? わたしの穿いてるパンツの中を調べさせてほしい? 
 ――― はるかちゃん、それ本気で言ってるの?」

 
「……駄目?」
「……………………。
 ちょっとだけ、だよ。……恥ずかしいから」

――― 1分後。

 
「ゆいちゃんのパンツの中、夢があふれてたぁぁ……」

でも、新たなドレスアップキーは無かった。


(3月29日)



一般生徒及び、
現時点ではまだパフたちが妖精であるというコトを知らないゆいちゃんの前で、
堂々と二足立ちして飲食とか。
正体を隠す努力ゼロかっ。

キュアフローラが、キュアマーメイドの騎士(ナイト)になります宣言。
そりゃもう、みなみさんも男子なんか目に入らんようになりますわ。
はるかとダンスして、女の子同士でいい感じのムードにもなりますわ。
「お化け怖い」を理由にして、これからは毎晩一緒のベッドで寝ようっていう展開にも
そりゃなりますわよ。

そうやって、はるかとどんどん仲良くなっていくみなみに嫉妬したきららが
ミス・シャムールに頼んで、みなみにお化け嫌いを克服するレッスンを受けさせ、
結果、みなみは見事にお化け嫌いを克服。
これで二人は一緒のベッドで寝ることはないと胸を撫で下ろすきららだったが、
「お化けを怖がらないみなみさん、素敵っ」という感じで
はるか → みなみへの好感度がぐいぐい急上昇。
愕然とするきらら。という展開には残念ながらならなかったのですが。


(3月22日)
今週のプリプリですが、
シリーズが始まった当初、
きららというキャラクターは、きっちり型にはまることなく、
猫みたいに気ままな振る舞いで、はるかたちを振り回す感じかと思ってましたが。

みなみは前回に続き、観音様のごとく落ち着いて
はるかを見守っておられる。
一方、きららは「はるかを応援したい!」と思っているのに、
はるかがその気持ちを受け取ってくれなくて不機嫌モード。

でも、実はその気持ちは、はるかにちゃんと届いており、
それに気付いたきららは心がむずがゆくなるような感覚に戸惑う。
そして、パフの「きらら、お顔が真っ赤パフ」という指摘で感情が暴発。
はるかのドレス作りにすっかり振り回されてしまったという感じです。

つか、
甘酸っぺえ。この恋人未満者ども。


ミス・シャムールの声としゃべり方はクセになりそう。


(3月15日)
今週のプリプリ、
兄をボールに見立ててゴロゴロ転がしまくって喜ぶパフが
角でサイを転がして殺してしまったゾウに重なった。こええ。

みなみの太ももに顔をうずめて泣くはるか。
姉に甘えてる妹のようで微笑ましいです。
あと、モデルの仕事で忙しいにも関わらず、
はるかの特訓に付き合うきらら。ホントええ子です。


(3月8日)
6話になってまだ一回もマトモに感想かけていないプリプリ。
グランプリンセスを目指してレッスンが始まりました。

ドレスアップキー総てがそろったとき、その真の力を引き出せる存在、
それがグランプリンセス。
紅茶を上手く淹れれるようになる練習は、技術面だけではなく、
そういうお姫さま的な精神面を磨く修行というコトか。

…いや、12個のドレスアップキーの中には、
高い所から熱湯を注ぐ事で、チカラを解放するキーがあるのかもしれん。
安易な考察は危険プリ。

崩壊した本国にて、一人で敵本陣を引きつけることにより、
はるかたちを負担を和らげてるカナタ王子。
けっこう好感度高いですよ。どっかの神様よりも。
つか、みなみ・きららと同じく、この人もはるかが好きだなぁ。表情にメッチャ出てる。
同性であろうが異性であろうが、はるかに気に入られたら最後、
彼女が発するハルハルフェロモンの虜になってしまうのだ。

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