三連休は、グレンガラン紅蓮編、パコと魔法の絵本、ウォンテッドと映画尽くし。
グレンガランはアバンタイトルで、ぐおんと盛り上がって、
その後、一気にテンション下げながらダラダラ、ダラダラ、
しかしクライマックスからエンディングにかけては、全てが吹っ飛ぶほどに熱い展開。
パコと魔法の絵本……阿部サダヲが最初からウザイってゆーか、
どんどんウザくなってくるってゆーか。
でも、そのウザさが映画にいい味を出してるってゆーか……
あ゛ー、やっぱウゼェ! 阿部サダヲウゼェ!
あのボタンが阿部サダヲを爆発させるボタンだったら良かったのに!
つか、ラスト、コイツのあのセリフで涙がこみ上げてくるとは……屈辱!
映画自体は、心地良い感動と笑いに満ちた一作。
ウォンテッドは、そんなに凄くもなく、金返せと叫ぶほど酷くもなく、
退屈せずにまったり見られるガンアクション映画。
ネズミが爆死するシーンが可哀想。ネスミ、なんで死んでしまうんっ!
●今週のプリ伍轟々
第31話『ミルキィローズ新たなる力!』
パルミエ王国の青空に、突如として出現した巨大な幻燈。その中で、ココとミルクが国民の皆に向かって挨拶と共に手を振る。
前回完成したミルキィノートの通信能力によって、王国と連絡を取り合えるようになったのだ。
『我が家の居候、諸君らが愛してくれたシロップは童貞ココ! 何故ココっ!?』
『坊やだからミル…』(ニヤリ)
『国民よ、立つココ! シロップへの哀れみを怒りに変えて、立つココ国民!
パルミエは諸君らの力を欲しているココッ。ジーク・パルミエーーッッ!!』
盛り上がる一同をよそに、ナッツは始終浮かない顔をしていた…。
ミルキィノート(税込価格:10500円)、バンダイの話によると売り上げが良くないらしい…。このままでは大量の在庫を抱えてしまうことに……。
「……と、言うワケで、ナッツが悩んでいるみたいなんだけど」
りんちゃんが見かねて、プリキュア部緊急会議を召集。議題はもちろん『ミルキィノートの売り上げを伸ばすには?』だ。
さっそく、うららが「ハイッ!」で元気良く挙手して、意見を述べた。
「カレー味にすればいいと思いますっ!」
「よ〜っし、そのアイデア採用しちゃうぞぉ〜。けってーーーっい!!」
「カレー味にしてどーすんの!? てゆーか、のぞみ! 勝手に採用しないの!!
……って、こまちさん、ミルキィノートに何してるの??」
「うふふ、内部に羊羹をつめているところよ」
「詰めちゃダメでしょおおおおっっ!!? 壊れちゃうじゃないッ!」
「あら、美味しいのに……」
「そうだわ。ねえ、りん。このミルキィノート、いっそのこと純金製にしてみるというのはどうかしら? 天然の宝石を各所に散りばめて、価格はお手ごろ一億円ぐらいで……」
「かれんさんぐらいしか買えませんよ、そんなの……」
「ねえ、りんちゃん、今、すっごいコトに気付いたんだけど……このミルキィノートって……」
のぞみが手元に引き寄せて、ミルキィノートをパタンと畳んだ。その上に、ぽてっ、と頭を乗せる。
「ほらほらっ、こうやって枕にするとちょうどいいカンジだよっ」
「……………………」
今回はいよいよアナコンディさん出撃です。
使用するホシイナーも、稲妻に憑依させた雷龍ホシイナー(物理攻撃無効化タイプ)と強力。
レモネードのプリズムチェーンで動きを封じたところを、アクアのサファイアアローで狙撃。直撃するも全くノーダメージ。
その頃、プリ伍轟々において、白兵戦最強クラスに位置づけられたミルキィローズが、アナコンディ相手に大苦戦。猛攻を軽くあしらわれた上、至近距離からレーザーデコピンで吹っ飛ばされます。
「ここで葬(たお)れるわけにはいかない」
いつもよりも気合の入った必殺・ミルキィローズブリザードすらも迎撃され、もはやミルキィローズに勝ち目なし。
「ミルキィローズ、あなたの攻撃など既に分析澄みです」
強者の貫禄たっぷりに言い放つアナコンディ。
ミルキィローズの、落下速度を利用した空中からのヒジ打ち奇襲も完璧に防ぎます。
しかし、その時ナッツが漢(オトコ)を見せる!
「みんなの笑顔……それだけを守りたいナツ……
みんなから笑顔を奪い、悲しみに変える者がいるなら、
ナッツは力がなくても、絶対に……絶対に立ち向かうナツーーーッッッ!!!」
ナッツの身体が、黄金の光に燃え上がる!!
ミルキィノートから飛び出してきた青薔薇が、ミルキィパレットとひとつに……!
これぞ、心の薔薇が炎と燃える! 超絶合体ミルキィミラー!!!
「邪悪な心をぶち抜き倒す、きらめくドリルを咲かせましょうっ!」
天も次元も突破する! それが天元突破! それがミルキィミラー!
彼女のドリルは天を創るドリルだ!!
雷龍ホシイナー、完全撃破! アナコンディも撤退。
さらに、戦闘後も手を弛めないミルキィローズこと美々野くるみ。
ミルキィノートのおかげでもう手紙を運ばなくてもいいと油断していたシロップに、トドメを刺すかのごとく大量の手紙を書きます。
「あなたはいい友人だったけど、あなたの父上がいけないのよ。ふふふ、あははははっ」
「くるみっ! 謀ったな! くるみぃぃぃぃぃッッッ!!」
番組終了後、ココとナッツの会話。
「ミルキィノートが活躍できて良かったココ。これで売り上げもきっと伸びるココ。
……ナッツ、どうしたココ?」
「ミルキィミラーの売れ行きに押されて、ミルキィノートの売り上げがますます悪くなったナツ…」
「……………………」 |