2008・2月−2009・1月までの日記っぽいも


2008年09月15日

三連休は、グレンガラン紅蓮編、パコと魔法の絵本、ウォンテッドと映画尽くし。

グレンガランはアバンタイトルで、ぐおんと盛り上がって、
その後、一気にテンション下げながらダラダラ、ダラダラ、
しかしクライマックスからエンディングにかけては、全てが吹っ飛ぶほどに熱い展開。

パコと魔法の絵本……阿部サダヲが最初からウザイってゆーか、
どんどんウザくなってくるってゆーか。
でも、そのウザさが映画にいい味を出してるってゆーか……
あ゛ー、やっぱウゼェ! 阿部サダヲウゼェ! 
あのボタンが阿部サダヲを爆発させるボタンだったら良かったのに!
つか、ラスト、コイツのあのセリフで涙がこみ上げてくるとは……屈辱!
映画自体は、心地良い感動と笑いに満ちた一作。

ウォンテッドは、そんなに凄くもなく、金返せと叫ぶほど酷くもなく、
退屈せずにまったり見られるガンアクション映画。
ネズミが爆死するシーンが可哀想。ネスミ、なんで死んでしまうんっ!


●今週のプリ伍轟々
第31話『ミルキィローズ新たなる力!』

パルミエ王国の青空に、突如として出現した巨大な幻燈。その中で、ココとミルクが国民の皆に向かって挨拶と共に手を振る。
前回完成したミルキィノートの通信能力によって、王国と連絡を取り合えるようになったのだ。
『我が家の居候、諸君らが愛してくれたシロップは童貞ココ! 何故ココっ!?』
『坊やだからミル…』(ニヤリ)
『国民よ、立つココ! シロップへの哀れみを怒りに変えて、立つココ国民!
パルミエは諸君らの力を欲しているココッ。ジーク・パルミエーーッッ!!

盛り上がる一同をよそに、ナッツは始終浮かない顔をしていた…。
ミルキィノート(税込価格:10500円)、バンダイの話によると売り上げが良くないらしい…。このままでは大量の在庫を抱えてしまうことに……。

「……と、言うワケで、ナッツが悩んでいるみたいなんだけど」
りんちゃんが見かねて、プリキュア部緊急会議を召集。議題はもちろん『ミルキィノートの売り上げを伸ばすには?』だ。
さっそく、うららが「ハイッ!」で元気良く挙手して、意見を述べた。
「カレー味にすればいいと思いますっ!」
「よ〜っし、そのアイデア採用しちゃうぞぉ〜。けってーーーっい!!」
「カレー味にしてどーすんの!? てゆーか、のぞみ! 勝手に採用しないの!!
……って、こまちさん、ミルキィノートに何してるの??」
「うふふ、内部に羊羹をつめているところよ」
「詰めちゃダメでしょおおおおっっ!!? 壊れちゃうじゃないッ!」
「あら、美味しいのに……」
「そうだわ。ねえ、りん。このミルキィノート、いっそのこと純金製にしてみるというのはどうかしら? 天然の宝石を各所に散りばめて、価格はお手ごろ一億円ぐらいで……」
「かれんさんぐらいしか買えませんよ、そんなの……」
「ねえ、りんちゃん、今、すっごいコトに気付いたんだけど……このミルキィノートって……」
のぞみが手元に引き寄せて、ミルキィノートをパタンと畳んだ。その上に、ぽてっ、と頭を乗せる。
「ほらほらっ、こうやって枕にするとちょうどいいカンジだよっ」
「……………………」

今回はいよいよアナコンディさん出撃です。
使用するホシイナーも、稲妻に憑依させた雷龍ホシイナー(物理攻撃無効化タイプ)と強力。
レモネードのプリズムチェーンで動きを封じたところを、アクアのサファイアアローで狙撃。直撃するも全くノーダメージ。
その頃、プリ伍轟々において、白兵戦最強クラスに位置づけられたミルキィローズが、アナコンディ相手に大苦戦。猛攻を軽くあしらわれた上、至近距離からレーザーデコピンで吹っ飛ばされます。
「ここで葬(たお)れるわけにはいかない」
いつもよりも気合の入った必殺・ミルキィローズブリザードすらも迎撃され、もはやミルキィローズに勝ち目なし。

「ミルキィローズ、あなたの攻撃など既に分析澄みです」
強者の貫禄たっぷりに言い放つアナコンディ。
ミルキィローズの、落下速度を利用した空中からのヒジ打ち奇襲も完璧に防ぎます。
しかし、その時ナッツが漢(オトコ)を見せる!
「みんなの笑顔……それだけを守りたいナツ……
みんなから笑顔を奪い、悲しみに変える者がいるなら、
ナッツは力がなくても、絶対に……絶対に立ち向かうナツーーーッッッ!!!」
ナッツの身体が、黄金の光に燃え上がる!!

ミルキィノートから飛び出してきた青薔薇が、ミルキィパレットとひとつに……!
これぞ、心の薔薇が炎と燃える! 超絶合体ミルキィミラー!!!
「邪悪な心をぶち抜き倒す、きらめくドリルを咲かせましょうっ!」
天も次元も突破する! それが天元突破! それがミルキィミラー! 
彼女のドリルは天を創るドリルだ!!

雷龍ホシイナー、完全撃破! アナコンディも撤退。
さらに、戦闘後も手を弛めないミルキィローズこと美々野くるみ。
ミルキィノートのおかげでもう手紙を運ばなくてもいいと油断していたシロップに、トドメを刺すかのごとく大量の手紙を書きます。
「あなたはいい友人だったけど、あなたの父上がいけないのよ。ふふふ、あははははっ」
「くるみっ! 謀ったな! くるみぃぃぃぃぃッッッ!!」

番組終了後、ココとナッツの会話。
「ミルキィノートが活躍できて良かったココ。これで売り上げもきっと伸びるココ。
……ナッツ、どうしたココ?」
「ミルキィミラーの売れ行きに押されて、ミルキィノートの売り上げがますます悪くなったナツ…」
「……………………」

2008年09月07日

●見てきた映画
『インビジブルターゲット』
男臭いドラマを挟んで、アクションッ、アクションッ、アックショーーンッッ!!
…という清く正しい骨太な香港映画。恋愛要素なんぞクソ食らえ。
つか、アドレナリン沸騰します。コマ落としでもやってんのかと思うぐらい速い動きに、
俺、感激しまくる。
エンディングでのNG集もスゴイ痛そう……、ってこらっ、
ジェイシー・チャン(ジャッキーチェンの息子)燃えてる燃えてるっ! 死ぬぞ。

『20世紀少年』
主人公が子供の頃に秘密基地で書いた「よげんの書」をなぞって、細菌兵器、空港爆破など次々と起こる事件。つまり、全ての首謀者である正体不明の『ともだち』は、その「よげんの書」の内容を知る人物であり、秘密基地にいた子供たちの誰かである。
何気ない日常の裏で静かに進行していく『ともだち』の狂気。
この不気味さがたまらん。
謎残しまくりで、来年上映の第二章へと続きます。


●今週のプリ伍轟々
第30話『王の力とナッツの悩み』

エンディングにて
増子美香の生存確認! 増子美香の生存確認!
……でも、本編での出番はあるのでしょうか?

本日のシビレッタワールドは<竹取物語>
のぞみとうらら、ウサギ役でペアルック。
「のぞみさんカワイイ」
「あっ、ホント? うららも似合ってるよ」
「えへへっ」
りんちゃん嫉妬。
「ねえ、うらら。イナバのシロウサギって知ってるかなぁ?」
かれんとこまちが慌てて止めなければ、ひん剥かれて放り出されてしまうところでした…。

舞台が月という事で、今回のホシイナーは、サテライトホシイナー。
広範囲攻撃『メテオレイン』に加え、体をバラバラに四散させ、プリキュアの攻撃を無効化する能力も。これによって虚を突かれたプリキュアは苦戦。
元の世界にいるくるみたちも、早く救援に向かいたいところですが……。
「のぞみたち宛てに手紙を書いて、メルポに入れるんだ。そうすれば助けにいける」
シロップが第19話で使った手を提案します。
カキカキカキ……
くるみが出来た手紙をメルポの中へ。しかし、メルポはそれを吐き出してしまいます。
「ダメだ…、手紙は強い想いがないと届かないんだ」
『メッ、メッ!』
「えっ、違うのか?」
「どうやら、わたしが手紙に塗りたくったワサビが原因のようね!」
「こんな時にイランことするなッ!?」
手紙作戦失敗!

その頃、ナッツはこの世界のパソコンをヒントに作り上げたミルキィノートで、プリキュアと連絡を取ろうとしていた。…が、何故か作動しない。
「どうしてなんだっ」
その時、クレープ王女が動いた!
「装置は完璧クク。……あとは」
クレープ王女の両手が黄金色のオーラを放つ。まさに奇跡を導かんとするかのように。
神秘の光に魅せれ、その場にいる全員が息を呑む。
「クレープに任せるクク」
厳かにコンセントを差し込んだ。ミルキィノートの電源がオンになる。
「あっ、動いた」

心に迷いを抱いたくるみを、憎まれ口で焚きつけるクレープ王女。それによって、くるみの迷いが吹っ切れる。
「わたしは……わたしは、何があっても絶対にドリームたちを助けに行く!」
大切な仲間を想う気持ちこそが、真のお世話役に必要。クレープ王女の言葉で、また一歩大きく成長したくるみ。
だが、すでに時遅し。

くるみたちの救援を諦めたドリームは、『プリキュアシューティングスター』でサテライトホシイナーに特攻。
サテライトホシイナーに激突してなおスピードを緩めることなく、逆に加速。強敵サテライトホシイナーを道連れに、地球の大気圏へと突入。そして、共に燃え尽きてしまう。
自らの身を犠牲とし、仲間のピンチを救ったのであった……。ってそんなことはなかった。

新エンディングは、三度(みたび)ガンバランスdeダンス来ました!
唄ってるキュア・カルテットって、五條まゆたん含む今までのOP、ED担当歌手計四人?
こまちさんは、隙あらばどんどん羊羹をプッシュしてくるなぁ。

2008年08月31日

「……しゅーくりーむ……しゅーくりーむ…………」
呪文のようなささやき声。寝苦しさを感じてほのかが目を覚ますと、一緒に寝ていたなぎさが、完全に寝ぼけて胸にむしゃぶりついていた。
寝ているにもかかわらず、器用にパジャマの前掛けボタンを外し、ブラジャーもずらし、
ほのかのやわらかな乳房をよだれで汚しながら、『はむはむ』と口を動かしている。
(んっ……もう、なぎさったら!)
気持ちよさそうに『ちゅぅっ…ちゅぅっ…』と胸の先っぽに吸い付いている彼女の寝顔を見て、ほのかが諦めの混じった溜め息をつく。……よくあることなのだ、こういうのは。
この前みたく、「かぼちゃかぼちゃ…」などと寝言を呟きながら、頭にガジガジかじり付かれた時に比べれば、今日はマシな方だ。
(私のおっぱい、美味しい?)
心の中で、そっと訊ねる。

なぎさとベッドを共にするというのは、意外と苦労が多い。
ベッドから突然蹴落とされることもある。イビキの轟音で延々と睡眠妨害されることも多々ある。今日みたいに、食べ物と間違われてしまうこともしょっちゅうだ。
でも、一緒に寝たい。限られている一日の時間、少しでも彼女の隣で過ごしたい。
彼女の吐息、体温を感じながら、なぎさのすべてを独り占め。
(ガサツでも、食いしん坊でもいいの。全部許してあげる。だからなぎさも、もっと私を独り占めして)
目が覚めている時も。夢の中でも。絶対に離さないで。

ほのかの目尻が緩んで、なぎさを起こさないよう静かな声でクスクス笑った。無意識にとはいえ、こうもしつこくちゅーちゅー吸い付かれては、胸の尖端がムズムズしてきてしまう。
……私の『シュークリーム』、そんなに好き? ふふっ。
(やだっ、もうなぎさがそんなに吸うから固くなってきちゃった。……なぎさも寝てるし、今日は私一人で愉しんじゃおっかなぁ?)
ほのかがイタズラっぽい光を目に湛え、自分の下腹部に滑らした手をそっと動かし始めた。

翌日。
「なぎさっ、ハイッ。セレブ堂のシュークリームよ」
「うわぁ、これ高いんでしょ?」
「うん。でも食べたかったのよね? だってシュークリーム食べる夢を見るくらいだもの」
「ははっ、アタシってば何か寝言言ってた?」
寝言を言う以上のコトを私にしています、あなたは。ほのかが黙って、やけにニッコリとした笑顔を浮かべた。
なぎさが「いただきます」と、さっそくひとつ食べてみた。ほっぺを押さえて至福の喜びに溶けていく顔を支える。
「そんなに美味しい?」
「うんっ。セレブ堂のシュークリームって、やっぱ最高級だよね! あ、でも……」
なぎさの表情が急に曇った。思わず「どうしたの?」と聞くほのかに、なぎさが答えづらそうに、小さな声で言った。
「……その、……アタシが夢の中で食べてたシュークリームのほうが、これよりもずっと美味しかったってゆうか……」
せっかく買ってきてくれたのに……、と心底申し訳なく思うなぎさの前で、ほのかが弾かれたように歓喜の声を上げてクネクネと身悶えし始めた。
「ああぁんっっ もうなぎさったらなぎさったらぁぁぁんっっっ
「ほ、ほのかっ!?」



●今週のプリ轟々
第29話『高原でイケメンとテニス!?』

「じゃ、あたしたちも……たのしみましょうか」
「ええ、そうね」
かれんvsりん。コート上での本気対決。
「どうしたの、りん! わたしの波動球は108式まであるぞ!」
「まだまだだね」

続いて、かれりんコンビで、敵の新幹部とテニスで軽く手合わせ。
その最中にパルミン発見。
のぞみたちが追いかけてショットします。
「よし、ショット完了っ。……え〜っと今回のパルミンは、こまちさんのお尻だぁ」
「のぞみさん、それは桃よ」
「あーっ、ホントだ。今回のパルミンは、こまちさんのお尻ですね」
「うららさん、これは桃よ」

細かい所ですが、かれんとりんがのぞみを捜しにいった時、
「のぞみーっ、うららーっ!」(byりんちゃん)
「こまちーっ!」(byかれんさん)
二回目の呼びかけでも、
「のぞみーっ!」(byりんちゃん)
「うららーっ、こまちーっ!」(byかれんさん)
愛するパートナーの名前は自分がしっかりと呼ぶという法則。

今回のホシイナーは、何と、山ひとつ丸々という巨大さ。
GOGOシリーズ最大の敵かと思われます。

肉弾戦しか手がないプリキュアじゃあ不利ですね。
……って全然力負けしてないや。
しかし、倒そうにも各自の必殺技では決定打に欠けるのは事実。
やはり、最終奥義・巨大虹薔薇捕食しかないのか……。
しかし、プリキュアたちは全員首を横に振ります。
あ〜、むりむり。山一個なんて食べきれないよぉ」
「てゆーか、山って食べ物じゃないし……」

ナッツが手元のスケッチブックを覗き込んで、そこに描かれた絵を見ながら悔しそうにします。
これが完成していれば、なんとかなったはずナツ」
「それはプリキュアのパワーアップアイテムココ?」
「そうナツ。これをプリキュアたちの腹に埋めこめば、食欲と胃の面積が百倍にパワーアップされるナツ」
「やめろココッ! おまえプリキュアを何だと思ってるココ!」

絶望的かと思われたその時、ドリームが何かに気付いた。
「くんくん……この匂い……もしかしてっ!?」
「どうしたの、ドリーム?」
「まちがいない。この匂い、マツタケだ。マツタケだよ、みんな!」
「そういえば、じいやがあの山でマツタケを大量に栽培してたわね。今年は気候のせいか、収穫期が早まって、しかも例年にない豊作と聞いたわ」

プリキュアたちから噴き上がる凄まじいまでの気炎。マツタケという高級食材を前に、彼女たちは、魂の奥深くに眠っていた本気を ―― 否、腹の奥深くに眠っていた本気を解放する!
「みんな、いくよ!」
「「「「Yesッッッッ!!!!」」」」

天が、彼女たちの熱い気持ちに応えた。虹色の光が降り注ぎ、プリキュアの手の中でキュアフルーレとなる!
「クリスタルフルーレ、砂糖の光!」
「ファイヤーフルーレ、塩の光!」
「シャイニングフルーレ、酢の光!」
「プロテクトフルーレ、醤油の光!」
「トルネードフルーレ、ソースの光!」

「五つの光は……」
「「「「料理の基本!!!!」」」」

「「「「「プリキュア・レインボーローズエクスプロージョン!!!!!」」」」」
とゆーわけで山一つ丸ごと完食。

そして、ラスト。
「みなさまー、夕食の用意が出来ました」
「待ってましたぁ!」
「もうおなかペコペコです!」

プリキュアの胃袋、まさに無限か?

2008年08月24日

ハムナプトラ3を見に行こうと思ったら、吹き替えだ。ファッキン!
字幕だと時間が遅くなるからやめた。
代わりに、『デトロイト・メタル・シティ』見に行ってきました。
しかし、せっかくDMC映画化したのに、なんじゃアリャと。
せめて原作通りに、竹島に極秘上陸して強行ロケ、韓国の国旗燃やしながら朝鮮半島をレイプ宣言ぐらいはやってほしかった。

…うそです。原作にそんなシーンないです。たぶん。
ところで、オレが散髪屋で3300円払ってやってもらってる調髪なんだけど、
公然猥褻カットという名前らしい。orz


●前回のプリ轟々
第27話『りんちゃんvs大江戸妖怪!』

ツッコミどころ満載どころか、ツッコミどころのみで構成されてましたね…
なぜか、タイトルの上では主役はりんちゃんなのに、実質はこまちさんがメインだし。

キョロキョロと落ち着かないうらら → 一瞬でお面と綿菓子購入して戻ってくる。
なんという機動力の軽さ……

「さがっていろ」と男前にキメるナッツ → 一瞬後、元の姿に戻って「こわいナツーっ」
あまりに予想通り過ぎる展開。

うららパニック → そりゃいきなり顔面にココの性器押し付けられりゃな……

そして、こまち。
「りんさん、すごくいい考えがあるわ。この際、徹底的にお化け嫌いを克服しましょう!」
……………………。
……………………。
「こまちさん、やっぱりやめましょうよ…」
「りんさん、大丈夫よ、自信を持って」
「自信を持ってって言われても……」
「大丈夫」
ビクビクしながら歩くりんちゃんの背後に、骨女が出現し、二人に声をかける。
しかし……。
「今、俺様に声をかけたのはオマエか?」
静かに振り向くりん。その顔は、こまちのメイクによって真っ白く塗られ、額には『焔』の血文字。目の周りは凶悪に隈(くま)取られ、身にまとう浴衣は細かい『死』という文字でビッシリ埋め尽くされていた。
「ぎゃああああああああ」
悲鳴を上げる骨女にむかって、変わり果てた姿のりんが高らかに宣言する。
「俺様は、ルージュ・プリキュア三世。オマエたちお化けをレイプしに魔界の首都パルミエからやってきた。キシャアアアアアアアッッ!」
りんが奇声を上げながら、鶏の腿の骨をバリバリ噛み砕き始めた。
「あああああっ、りんさん素敵よ。濡れる、濡れるわっ。わたしもうビショビショよ!」
「俺様はプリキュアに感謝している。キュアルージュにならなければ、猟奇殺人者になっていたから」

二人のパフォーマンスは続く。

「うらめしや…うらめしや……うぅぅらめしいやああああッッ!
グワハハハハ、この世界の分子一粒までレイプし尽くしてやるぜェェ!
全てお化けを365日、塵になるまでレイプレイプレイプ殺害レイプレイプレイプレイプ殺害レイプレイプゥゥッッ!!!」
叫びながら、用意した瓦を次々と血まみれの釘バットで叩き割るりんを見て、こまちが歓喜に悶えた。
「りんさんって、あでやかで、はかなくて、と〜〜っても大和撫子っ!」

YP5も過激なパフォーマンスに大喜び。
のぞみ「スゲーっ、さすがルージュさんだぜ! 幽霊のケツの穴を懐中電灯ファックかよ! チカチカ点けたり消したりしてるのがたまんねぇ!」
うらら「うおおっ、お年寄りのシビレッタさんも容赦なくラニラニチュッチュする気だぜっ!」
かれん「きたああっ、火葬場で生きながら焼き殺された者たちの怨念を全身で浴びて変身するメタモルフォーゼ!」

今回のホシイナーは、カラカサ大魔神。
通常攻撃は、舌アタックと、一本足による踏み潰し。
ところで、
「あんなにたくさんのお化けに襲われても、二人で頑張ってきたのよ」
というミントのセリフなんだが、全然説得力無いな。
こまちさんは、お化け驚かせて、明らかに楽しんでたよね?

プリキュア全員集合するも、
カラカサ大魔神の超高速回転アンブレラでまわされた挙句、弾き飛ばされてしまう。
……が、怒ったミントが超巨大エメラルドソーサー超高速回転で、
カラカサ大魔神を回転地獄に叩き込む!
「時代劇には、花吹雪が付きものよ!」
この瞬間、カッコ良く叫ぶミルキィローズに全国から「やめてあげて!」の声が殺到。
りんちゃんが主役の回なのに! りんちゃんが主役の回なのにっ!
せめてトドメはルージュの必殺技で……と思ってたら杞憂。
ちゃんと逃走するシビレッタさんに向かってファイヤーストライクぶっ放してましたね。
良かった。ほっ。

ラスト、皆が面白半分でお化けの仮装させられて怒っているのに、
のぞみ一人だけが「ああ〜ん、こまちさん。カッパってどうやって歩くの?」
ええ子や……(笑) のぞみのこういう部分って、見てて心がほのぼのするっていうか……。



●今週のプリ轟々
第28話『ココのお嫁さん登場!?』

全員集合しているナッツハウスに、パルミンがふらり…と迷い込んできた。
慌てた五人が一斉にキュアモでショットをきめる。
結果、
それぞれのキュアモに、身体をバラバラに五分割されたパルミンが転送されてしまい……。

黒いネタは置いといて、
今回も色々と面白かったです。

別にココは悪くないのに、見事なまでの四面楚歌ぶりにワロた……
うらら「あっ、泣かせちゃいました」
こまち「泣かせたわ」
かれん「泣かせちゃったわね」
りん「いっけないんだ〜…」
シロ「責任取るロプ」
のぞみ「…………」(む〜〜〜)

クレープ王女もテンポのよいボケをかましてくれます。
回想シーン(甘いの思い出)→「でもそれは違うクク」→ 全員コケ
続いて、
回想シーン(甘いの思い出)→「でもそれも違うクク」→ 全員コケ

皆が結婚話で盛り上がってる頃、
ナッツは通りすがりの人に、冷たい水を振る舞っていました。
あまり人通りのよくない立地なのに、冷たい水がタダでもらえるというだけで、
このクソ暑い中、どんどん人が集まってきます(笑)

「おい、ナッツハウスに行けば冷たい飲み物を振る舞ってもらえるそうだぞ」
「ナッツハウス、交通の便も悪いし、遠いしな……」
「でも、タダだぜ」
こうして、タダで飲み物をもらうために、多くの者がナッツハウスを目指して旅立った。
しかし、降り注ぐ真夏の太陽の暑さに耐え切れず、体力のない老人や子供は道半ばで次々と力尽きて倒れ、ナッツハウスまでたどり着けた者は一握りに過ぎなかったという……。

「み、水…」
ヤドカーンとイソーギン、夕方になって、ようやく登場。
昼間から「喉渇いた」って言ってたのに、お客さんに遠慮してたのか…?
と思ったら、ホシイナーにするためのザリガニ釣ってた模様。
でも昼間から水も飲まずに頑張って、釣れたのたった一匹かよ。

巨大化したザリガニホシイナーに、プリキュア五人に加えてミルキィローズまでも突っ込んでいく。
……ってダメじゃん。全員が行ったら。ヤド・イソコンビもいるんだから、戦力はちゃんと振り分けないと。

「プリキュアに食欲の力をーーーっ!」
今回も必殺技はプリキュアレインボーローズエクスプロージョン。
とりあえず、食べられそうなものに対して発動するようです。
一回目、ネバタコス(タコ)
二回目、ウサギ(街のマスコット)
三回目、ザリガニ(脱皮ほやほや)

そのうちケーキのホシイナーとか出てくればいいのにね。
あ、すでに前シリーズの32話で出てきたっけ。

2008年08月17日

●今週のプリ轟々
第26話『プリキュア大都会に現る!』

「この街は、世界経済の中心地ということで……」
待て、そこ日本国内だろ!? いきなり世界経済の中心地って……

パレードが始まるまでの間、メンバーはそれぞれ思い思いの場所へ。
りんちゃんはアクセサリーショップへ。こまちは図書館。
そして、かれんさんは病院に。
偶然にも、松葉杖をついた少年がこけそうになるのを抱き支えるかれんさん。
「ほう、足が悪いのか。どれ、わたしが治してやろう」
「あ、いいです。僕はトキさまに治療してもらっているので……」
「心配しないで、わたしは天才よ。わたしに不可能はないわ。その足を治す秘孔はこれよ!」
ぶすっ。かれんが秘孔を突くと、少年の足がみるみる肥大化し始めた。
「あわ、あわわわわ……僕の足が……」
「んっ? まちがったかしら…」
そこへ血相変えて飛び込んできた看護婦さん。ばんっ!とかれんの頬を勢いよくぶち、転倒させた。
……間一髪、看護婦さんが正しい秘孔を突き、少年の足は事なきを得た。

この一件こそが、のちにかれんがトキを騙り、北斗神拳を貶めようとする原因であった。

後半戦。マスコットのウサギにビックリウム注入。巨大ウサ公、現る。
巨大ウサ公の特性は、打撃吸収。なぜか必殺技を使わずに、拳と蹴りだけで闘うプリキュアじゃあ勝てません。

巨大ウサ公の目的は、街のシンボルである集会場の破壊。進行を止めるために、ウサ公の足にプリキュアたちが組み付きます。
「ふざけないで! たかがウサギひとつ、プリキュアの力で押し出してやる!」
プリキュアは伊達じゃないっ!
しかし、あまりにも質量が違いすぎた。ズリズリと後退を強いられるプリキュア。

「あのコたちはあんなに頑張っているのに、オレたちは見てるだけでいいのか?」
「そうだ、オレたちにだって何か出来る事があるはずだ!」
「がんばるのよ。自分たちの力で!」

立ち上がった一般人たち! 次々とプリキュアに続いて、巨大ウサ公の足に組み付いていく。

「やめて! こんな事に付き合わないで!」
「プリキュアだけにいい思いはさせませんよ」
「しかし、変身も出来ないのに……」
「サラリーマンまで。無理だよっ。みんな下がって!」
「この街が駄目になるかならないかなんだ。やってみる価値はありやすぜ」
「でも、残業が50時間越えてる人だっている!」
「駄目よっ、ガソリン価格上昇と食料品の値上げで自爆するだけよ!」
「もういいの! みんなやめてー!!」


キュアフルーレは、どうやらエクスプロージョン専用アイテムのようですね。
最初は、各自の必殺技をバージョンアップさせるアイテムかと思ったんですが……。
派手な剣劇は、やっぱ期待できないか。

今回で二回目となる虹プロージョンですが、
フルーレ卍解→巨大虹薔薇出現→敵丸呑み→消化、この一連のアクションはインパクトあるなぁ。
ところで、
次回予告で、こまちが幽霊のケツに懐中電灯突っ込んでるんだが……何が起こってるんだ?



トップへ
トップへ
戻る
戻る
前へ
前へ
次へ
次へ