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●今週のフレプリ
第22話『せつなとラブ あなたがイースなの!?』
「せつなとの出逢い、せつなとの時間、せつなの声、せつなの仕草、
せつなの笑顔、せつなの……涙。
せつな、あたし、あなたと闘うよ。だって愛してるからっ!」
今週の予告は、まさにラブのぶっちゃけはっちゃけ大会。
しかし、次回で我らがイース様の姿が見納めかと思うと……ねぇ。
本編では、いよいよミユキさんが「四人目のプリキュア」として始動しはじめました。
……が、変身するためのアイテム、リンクルンが無い。
まずはアカルンが来てくれないと話になりません。
軍師・諸葛タルト曰く、
「ピンチで危機一髪の状態になれば、アカルンは必ずミユキはんの元に現れるでしょう」
………………。
………………。
なまめかしい白さの肌が美しい。一糸まとわぬ裸身に剥かれたカラダは、早くも興奮の汗をにじませ始めていた。
「あんっ、ダメよ、ラブちゃん……くっ」
背伸びして耳たぶを舐め上げてくる少女から、甘い喘ぎ声を上げてミユキが逃げようとする。……が、背後から抱きついてきた細い両腕に阻止された。
「ミユキさん、あたしがおっぱい揉んであげますね」
いたずらっぽい天使の声で美希がささやく。右手の人差し指がクルクルと形の良いヘソの上で円を描いたのち、ゆっくりと乳房を目指して這い上がってきた。
びくっ、と怯えるように全身に走った震えが、美しい稜線を描くふたつの乳房を、さざ波立てるように揺らした。
「やっ…!」
それを止めようとした手が、やんわりと祈里の両手につかまれた。
「ミユキさん、わたしが気持ちいいことしてあげるっ」
祈里がミユキの手を口もとまで持っていき、こわばった五指をそっと開かせた。
ちろりっ…。
指と指の間を、祈里の舌が踊った。くすぐったさに、ミユキの全身に、ぶるっ…、と震えが走った。
「ふふっ、くすぐったい? それともキモチイイ?」
ミユキの顔を小悪魔的な上目遣いで見上げながら、人差し指と中指の間、中指と薬指の間、薬指と小指の間へ、順々に舌を踊らせていった。
ミユキの腕が何度も、びくっ、びくっ、と痙攣する。
「ダメよ……、お願い、祈里ちゃん、許して……」
眉間にシワを刻んだ蠱惑的な表情で、ミユキが哀願してくる。しかし、すかさず美希の「ダメよ!」という強い声が飛んだ。
「もっと続けてあげて、ブッキー。だってミユキさんたら、ほらっ」
「あっ!」
ふにっ、と軟らかな双乳が、美希の両手で根元から掴まれ、たっぷりとボリュームのある肉付きが強調される。それよりも美希が主張したかったのは、淡い桜色で綺麗に彩られた胸の先端。
「ラブもブッキーも見て。ミユキさんの胸、もう乳首勃たせてる」
「わあっ、ホントだ」
くりんっ、ラブの人差し指が乳首を転がして、充血しているのを確かめた。続けて祈里も手を伸ばして、「かわい〜〜」と笑いつつ乳首の硬さを確かめてきた。
「くぅっ…」
年下の少女に、感じていることを指摘される恥辱。ミユキが顔をそむけて唇を噛んだ。
「ミユキさんは、くすぐられるのが弱いみたいね」
「じゃあ、わたし、こっちの手も舐めてあげる」
美希と微笑みを交わして、祈里が反対側の手も取った。
「嫌っ!」とミユキがもがくが、力が入らなくて、まともに抵抗できない。
「くっ…うぅ……あっ、あはぁ……」
さっきよりも小刻みに指の間に踊り始めた舌使いに、ミユキが官能的な声を洩らして悶える。
「あたしは、胸の先っちょをいじめてあげる」
美希が、耳たぶに「ふーっ」と息を吹きかけながら笑った。ミユキが目を閉じて、ゾクゾクッと背を這い上がってくる気持ちよさに耐えた。
けれど、両胸の先 ―― 敏感な乳頭を爪先で薄くなぞり上げられた途端、ミユキのプライドは決壊した。
「ああっ、美希ちゃんっ!」
白い喉を仰け反らせて、大きな嬌声を上げる。全身を貫く快楽の震えに、乳房もビクッ!と跳ねる。
「ふふふ、動いたら止めちゃうよ〜、ミユキさん」
もっともっと快感が欲しいのに、美希の指がスッ…と乳首から離れてしまった。
「いやっ、お願いっ、ジッとしてるから……! うう…」
ミユキが切なそうな顔でうめいた。祈里は相変わらず熱心に指の間を舐めてくる。くすぐったさが腕の芯まで伝わって、震えてしまいそうになってしまう。
(だめっ、あああ……)
ミユキが両目を『ぎゅうっ』と固くつむり、甘いくすぐったさを募らせてくる祈里の舌の動きに耐え続ける。そうやってガマンしていると、再び美希の爪先が乳首の先っぽを滑った。
「あひぃっ!」
あられもない声と表情で、ミユキが全身を悶えさせた。
「あら、残念」
美希の指が無常に離れてゆく。焦れて我慢できなくなってしまったミユキが、涙のたまった双眸を開いて、目の前のラブに呼びかける。
「お願いっ、ラブちゃんっ、もうがまんできないの……あたし、こんなに……」
ミユキが、祈里の舌でいじめられていないほうの腕を伸ばして、ラブの手を取る。そして、がくがくと崩れそうに震えている腰へと導いてゆく。
あともう少しで、その手が股の間……ぐっしょり湿り気を帯びた部分に触れるという所で、ラブがするりと手を抜いて、腕を引っ込めた。
「……どうして、ラブちゃん……?」
「意地悪じゃないですよ。もし本当にミユキさんのそこが気持ちいい状態になってるなら、さわってあげてもいいです」
「なってるわっ! もうガマンできないのっ!」
強い語調で詰め寄ろうとするミユキを、美希と祈里が押さえつける。そんなミユキを見て、ラブがにっこりと微笑んでみせた。
「じゃあ、あたしたちに見せてください。ミユキさんが本当に気持ちよくなってるかどうかを」
ラブに続いて、正面に回ってきた美希と祈里もにっこりと微笑んだ。
「そうね、あたしたちには見る義務があるわ」
「ごめんなさい、ミユキさん。……見せてくれないと、続きは出来ないかもしれません」
「そんな……」
ミユキがうなだれる。逡巡する時間はたっぷりとあった。しかし、今さら何を思おうと彼女の選択肢は一つしかなかった。
「わたしは……何をすればいいの?」
ミユキが、小動物めいた怯えと、発情した雌の喘ぎを織り交ぜた声で訊ねた。それに対して、ラブがあっけらかんと答える。
「じゃあ、両脚を大きく開いてブリッジしてください。気持ち良くなってる部分が、ちゃーんとあたしたちに見えるように」
「 ――― ッ!!」
ミユキが絶句した。三人の視線をまんじりと受けながら、右腕を乳房の下に添わせて、自身の身体を強く抱いた。全身の震えを押さえつけるように。
「い…いいわ……見せてあげる……」
言葉のひとつひとつを震わせてつつも、覚悟を決めたように、ミユキが真っ赤に染まった顔に浮かべていた羞恥を押し殺した。
プロのダンサーとして毎日厳しいレッスンに励んできた裸身を好奇の眼差しに晒しながら、両脚を大きく開き、両手の平とつま先で体重を支え、グッと高く腰を弓反りに持ち上げた。
ミユキのしなやかな肢体が、卑猥な全裸のアーチを描く。
「うわ〜、ミユキさん、カラダ軟らか〜い」
三人が拍手を送ってきた。
ぐっしょりとイヤラシイ液で濡らした卑猥な部分を、自らの意思で皆の目に晒している。
―― ミユキがブリッジをしたまま倒錯的な恍惚に酔った。
(もっと……もっとラブちゃんたちに見られたい、わたしのいやらしい姿を……ッ!)
遠くからタルトの声が聞こえてきた。
「お〜いっ、アカルーンっ、ミユキさんがピンチやでーっ! このままやとピーチはんらに美味しゅういただかれてまうでーっ!
ピーチはんらにどんどんイヤラシイ調教されて、二度と人前でダンス踊れんようにされてしまうでーっ!」
ああ……アカルン……どうか来ないで、お願いだから……。
女として、とても恥ずかしい姿勢を取りながら、ミユキは幸せそうに微笑んだ。
このあと、ミユキさんはかなり危機一髪な所までいっちゃいましたが、アカルンは現れません。
タルトの作戦失敗。
本当にミユキさんが四人目のプリキュアなのか?
ぐったり疲れたせつなが登場。フラフラと今にも意識を失いそうな状態です。
「はぁぁ……ラブの事を考えながら一晩で26回もオナニーしてしまったわ。頭がボーッとする……」
駄目だこいつ…早く何とかしないと。
倒れてしまったせつなは、ラブによって人気の無いところへ運ばれます。
せつなが目を覚ますと、また知らない天井だった……。(劇場版エヴァっぽく)
なんつーかもう、
このままラブもベッドインしちゃいなよとい雰囲気で介抱するけれど、せつなはそれを拒絶。疲労以上に、ラブの優しさに心が苦しめられてしまいます。
全てを断ち切るようにスイッチオーバー。
しかし、イースの姿に変身してもラブの優しさから逃れられません。
「あたし、すっごく怒ってるんだからね。(中略)でもっ、あなたが泣いているから!」
ラブの優しさがガンマ線のように全身を突き抜けてきます。あうあうっ。
強く、イースを想うあまり強く言葉をぶつけてくるラブの言葉に、ついに目から涙が溢れる。それをみとめたくないイースは心を暴走させようとするが、
「キュアキュアプリプーッ!」
シフォン初号機の両目がピカッと光って、謎の光線を発射。ナケワメーケを抹殺。
「これは、まさか碇タルトくんが……」
赤乃美希博士が、表情を蒼ざめさせて言葉を失う。
戦闘後、ついにイースは東せつなとしての姿をラブたちの前に現す。
全てが偽りであったと示すために。ラブたちとの偽りの友情を終えるために。
ラブとの絆であったクローバーのペンダントを、ヒールのカカトで踏み砕く。
(フレッシュ世紀キュアンゲリヲン、来週につづく) |
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●今週のフレプリ
第21話『4人目のプリキュアはあんさんや!!』
前回疲労で倒れた三人は入院中。
ダンスとプリキュアの両立は無理という事を言い聞かせようとするタルトですが、
「だって、あたしたちはもう両方選んでるんだもん」
これがラブたちの答えでした。
ダンスを始めることで憧れのミユキさんと大接近、
プリキュアになることで本命のせつな(イース)と大接近、
ラブは毎日幸せGETです。
しかし、タルトはラブたちの健康状態を心配するあまり
「このままやったらアカンのや」と行動に出ます。
ミユキさんと直談判です。
「お願いやミユキはん、何も言わずにピーチはんの正妻になってや」
いつまでも正妻の座が不在のままだと、ラブを巡る女たちの戦争が勃発しかねません。
タルトが考え抜いた結果、
しっかりした年上の女房にラブの面倒を見させるのが妥当かと。
しかし、ミユキさんは言います。ラブとはまだ結婚は出来ない、と。
ミユキさんの所属するダンスチーム「斗利弐帝(トリニティ)」の掟には、
『女同士で結婚した者はチームを抜けなければならない』とあります。
斗利弐帝のリーダーであるミユキさんが抜けるわけにはいきません。
タルトの目を見てキッパリ言い切ります。
「ダンスで全都道府県を制覇するまで、わたしは斗利弐帝をやめる気はないわ」
タルト、説得失敗?
一方その頃、せつなも行動を起こしていた。
見舞いという形で、ラブたちに接近します。
「みんなに差し入れもってきたの」
だが、せつなはどう見ても手ぶらです。ラブはスゴイ事に気付きました。
「占いの差し ―― 」
「わかった。せつな自身が差し入れなんだねっ!」
せつなが言い終わるよりも早く、ラブが壮絶に勘違い。せつなに抱きつきます!
「わーい、せつにゃ〜ん」
「はぁっ? せつにゃん?」
「そっ。せつなだから、せつにゃん。ああ…せつにゃんのほっぺ、スベスベしてる〜」
鬱陶しそうにラブを引き離そうとするせつなが、こっそり口の端に滑らせた黒い微笑と共に、邪悪な罠を考え付いた。
「……ダメよ、ラブ。わたしを独り占めしちゃ。そっちいる二人も呼んで上げて」
「そうだねっ! 美希たん、ブッキー、一緒にせつにゃんをいただいちゃおっ」
とゆーわけで、ラブのベッドの上に大集合。
(ふふふっ、罠とも知らずにのこのこと……三人まとめて、さらに疲れさせてやる)
「せ〜つにゃんっ」
ラブが子犬みたいな笑顔で迫ってきた。せつなが甘く微笑んで瞼を下ろした。
唇に、あたたかくてやわらかい感触。それの楽しんでいる間に、美希と祈里の手によって、どんどん服が脱がされてゆく。
隠されて白い肌が露わになり、二人が感嘆の溜め息をつくのが聞こえた。
(ふふっ、さぁ、そっちも早くいらっしゃい……)
おそるおそる下着を剥ぎ取ってゆく二人へ、艶然とした笑みを浮かべて誘惑するせつな。
裸身を他人の目に晒すという、生まれて初めての経験に興奮を覚えたのか、重ねた唇の動きがなまめかしさを増した。ラブをじっくりと味わい尽くす。
「んっ…」
ラブが甘ったるいうめきを洩らした。せつなとのキスに酔ったみたいに……。
(ふふっ、感度いいのね、このコったら)
うっすらと双眸を細く開いたせつなが、ラブの肩を抱き締めて、唇を吸う激しさを強めた。熱いキスにたじろぐ彼女の唇を、せつなの舌が妖しく割った。
(あっ…)
口の中に滑り込んできたせつなの熱い吐息に、ラブがゾクゾクと興奮を覚えた。舌同士の先が触れ合う。唾液のぬめりを感じながら、互いの舌をチロチロと舐めあった。
(ふふっ、ラブ、本当にかわいいわ。プリキュアじゃなかったら連れて帰ってペットにしたいくらい)
ラブの初心(ウブ)な舌使いを、せつなの舌の動きがリードする。ラブの口の端から『ぴちゃぴちゃ』という舐め合う生々しい音が洩れてきた。
「……うっ!」
突然せつなの背がのけ反り、重ね合わせていた唇が離れた。
さきほどから、せつなの桃みたいな臀部の丸みへ何度も手の平を滑らせていた祈里が、尻肉の割れ目を軽くまさぐってきたのだ。
「ねえ……せつなさん……お尻とか、好き?」
おずおずと、遠慮がちにそんな事を訊いてから「やっぱりダメよね……」などという祈里。
(イラッとくる性格ね、このコ……)
瞳に浮かびそうになった嘲笑の色を隠して、せつなが優しく言う。
「わたしのお尻、随分と気になるみたいね。……お尻の肉に隠れてる部分とかが、特に」
首を巡らせて、背後の祈里へ微笑みかけた。
「いいわよ、わたしもそういうの、前から興味あったから」
「本当にっ?」
せつなが心の中で冷笑を浮かべた。
(あはははっ、あるわけないでしょ、この変態女っ!)
祈里が自分の指をしゃぶり、唾液でねっとりと消毒してから、再び手でせつなの尻肉を割った。肉厚の割れ目に滑り込んだ指が、せつなのアヌスをぬめった指でなぞり上げる。
「……ッッ!」
唇から洩れそうになった不快感の悲鳴を必死で噛み殺す。
眉間シワを寄せたせつなが、心の中で叫んだ。
(お、おぼえていなさいっ! あとで徹底的に、ありとあらゆる方法で尻の穴を調教して、快感で発狂させてやる!)
だが心の中でどんなに強気だったとしても、今はアヌスを指で撫でられるたび、キュッ、キュッ、と肛門を引くつかせて耐えるしかないせつなであった。
「じゃあ、あたしはそろそろ、この完璧なおっぱいを味合わせてもらうわ」
小ぶりだが、形良い稜線を描くせつなの乳房を丁寧に揉みしだいていた美希が、かわいらしくツンと充血させた乳首を指先でピンッと弾いた。
「ンッ……、やさしくしてね?」
せつなに微笑みで返事を返して、美希が身をかがめた。乳房の瑞々しい皮膚の張りに唇を這わせ、ゆっくりと胸先まで滑らせた。
ゾク ―― と言い逃れようのない気持ちよさが、せつなの背を震わせた。
美希の両手が、せつなの双乳をグッと挟み寄せてから、左右の乳首を交互に舐め転がしてゆく。
(んんっ、きもちいい……。このコともけっこう楽しめそうね……)
いずれは倒すべき敵とはいえ……。せつなが顔を上気させて悶える。
「ねえ、せつなさん……」
祈里がうっとりとした声で語りかけてきた。無視するわけにもいかず、せつなが「何?」と穏やかに訊き返す。
「せつなさんの手で、お尻を広げてもらってもいい?」
思わずせつなが罵声を吐きそうになった。そんな事をすれば、肛門が丸見えになってしまう。しかし、せつなは笑って ―― 必死で笑顔を取り繕って承諾した。
祈里の顔の前で、自らの手で肛門をさらけ出す屈辱。排泄の器官にジロジロと不躾(ぶしつけ)な視線を感じて、顔が恥辱で真っ赤に染まる。
「ふふっ、せつなさんのお尻の穴ってカワイイ。ラブちゃんや美希ちゃんよりも綺麗かも……」
心の中で(そんな部分を褒めるなっっ!)とせつなが吼えた。だがここは、目的のためにも従順に振る舞うべきだった。
せつなが心にもない事を口にする。
「褒めてくれて……嬉しいわ……」
「ふ〜ん、そんなに綺麗なんだ。……ねえ、せつにゃん、あたしも見てもいいかな、せつにゃんのお尻の穴」
悲鳴を上げそうになった。ラブにだけは、そんな汚い部分を覗かれたくない。何故だか心底からそう思った。
「ね…ねえ、ラブ、……わたし実はね、特別な"差し入れ"を持ってきたのよ」
とっさに頭をフル回転させて、せつなが強引に流れを変える。
「……特別な、"差し入れ"?」
ラブが興味を示してくれたのを確認して、せつなの表情が、わずかばかり安堵の色を取り戻した。
「そう、ラブのために今用意してあげるわ。……目を閉じて」
素直に目を閉じるラブ。しばらくしてから、彼女の口へ唇を重ねた。せつなが口内に溜めた唾液を、ゆっくりと口移しで流し込んでゆく。
とろり……と温かにぬめった液体を、ラブが美味しそうに嚥下した。
「ね、あたしも……」
丹念な舐めしゃぶりで、せつなの乳首に奉仕していた美希が瞳を潤ませて見上げていた。
「いいわよ。たっぷりとあげるわ」
時間をかけて、せつなが口の中に唾液を溜めてゆく。待ちきれなくなったのか、美希が唇を押し付けてきてねだった。
(ラブと同じくらい可愛い子……)
口移しで、とろり…と流し込んでやると、美希が喉を鳴らして飲み干した。
「ふふっ、そんなに美味しかったの? 目がトロンとしてるわよ」
唇を離したせつなが、美希へにっこりと微笑みかけた。そして、その表情のまま後ろを振り返る。
「さっ、わたしのお尻の穴が魅力的なのはわかるけど……あなたも欲しいでしょ?」
「せつなさん……」
ぎゅっ、と後ろから祈里が抱きついてきた。
「わたしも、いっぱい飲みたい、せつなさんのツバ」
素直な瞳で見上げてくる。恥辱的なポーズをとらされながらも(このコ、ちょっとは可愛げがあるかも…)とせつなは思いながら唾液を溜めた。
「んっ…」
口の中に唾液を溜めているのでしゃべれない。せつながあごをクイッと動かして合図すると、祈里ががっつくように唇を重ねてきた。
せつなが祈里の口の中へ流し込むのを待たず、『じゅじゅっ…』とはしたない音を立てて唾液を吸い出す。
(ふふっ、お尻好きの変態女。オシッコとか飲ませてみたら、もっと喜ぶんじゃない?)
さすがにラブの前では実行できないが。
「せつにゃん、今度はあたしからの"差し入れ"……受け取ってくれる?」
「ええ。もちろんよ。早く飲みたいわ」
ラブのツバ……心臓が甘美に高鳴った。想像するだけで、甘い興奮が腰下の女の部分をくすぐってくる。
待つ時間がもどかしかった。それでもラブがたっぷり唾液を溜めてくれるのを待って、熱く唇を重ね合わせた。
流し込まれる熱い唾液。とろり…とせつなの舌を汚し、ラブの味を味覚に伝える。
「待って、まだ飲まないで」
美希の声だった。
ゆっくりと重ねられた唇、そこからまた唾液がたっぷりと流し込まれてきた。ラブの唾液と混じりあう。
祈里の番が回ってきた。
「わたしのも混ぜさせてね」
唇を重ねる瞬間、「せつなさん大好き…」とつぶやかれて、せつなは苦笑した。彼女にだけは、お尻を好きなだけいじらせてやろうと、そんな事を考えた。
「ンッ…」
またたっぷりと流し込まれた。三人分の大量の唾液が、口の中に溢れかえる。
(ラブ、美希、祈里……)
正面に回った三人の顔を順に見渡してから、せつなが白い喉を晒して、ごくっ…と皆の唾液を嚥下する所を見せてやった。官能的な光景に、三人が心を奪われた。
「ふーっ……」
せつながじっとりと額ににじんだ汗を手の甲で拭った。
「そろそろメインディッシュはいかがかしら?」
せつなが自ら仰向けにベッドに転がって、汗ばんできた白い裸身で誘惑する。
白磁のように白い両腕を伸ばして、左右の手でラブと美希の首からあごにかけて、つーっ、となぞってやる。二人とも気持ちよさそうに目を閉じて、ぶるぶるっと震えた。
「あっ…」
一人だけ残されて、寂しそうな声を上げた祈里へ、せつなが綺麗な右脚を軽く持ち上げて誘った。
「ふふっ、あなたはこっちでしてあげる」
ベッドの上に四つん這いになった祈里が、ふらふらとそちらへ歩き、自ら喉を差し出した。せつなの足の指が、その喉を、つーっ、となぞり上げた。
「ああっ!」
感極まったような祈里の声。
「せつなさんっ、わたしもうガマンできない!」
せつなの裸体が強引に裏返された。そして軟らかな尻肉に埋もれる祈里の顔。
水に飢えた犬みたいに、汚い部分へと舌を走らせてくる。そのおぞましい感触にせつなは悶えた。
せつなが顔を上げて、ラブを仰ぎ見る。
「見て、ラブ……今わたしお尻の穴を舐められているのよ。ううぅ……舌使いがすごいぃ……」
「せつにゃん、気持ちよさそう…」
ラブの後ろへこっそりと回った美希が服の上から彼女の乳房を揉みしだく。ラブが甘い声で喘いだ。
「あっ、やだっ、美希たん……」
「もうラブもガマン出来ないんでしょ? ……してもらいなさいよ」
美希が視線で合図を送ってきた。せつながうなずき返し、ラブのジャージを脱がせてゆく。
「わたしがラブを楽しませてあげるわ。精も根も尽きるまでね。ふふふっ……」
「↑ ―― ってな感じになってるんやで、今ごろ。それでもええんか、ミユキはん。このままやとピーチはんは、あんさん以外の人とあんな事やこんな事まで……」
「や、やっぱりダメよっ、わたしのラブちゃんがそんな事……。
……わかったわ、フェレット君。わたし、ラブチャンの正妻になるわ!」
斗利弐帝の夢を諦めてでも、愛を取りたい。
タルト、説得成功! |
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●今週のフレプリ
第21話『ラブ嬉しい!お見舞いに来たせつな』
これはチャンスなのだと、東せつなは自分に言い聞かせた。
病院が近づくにつれて、どんどん足の運びが速くなってゆく。
胸元を飾るのは、四葉のクローバーをあしらったペンダント。"友情"を利用するための道具だ。受付で桃園ラブの病室を訊ねる際、それをギュッと右手で握りしめていた。
まるでラブの無事を祈っているような仕草だったが、せつな自身、無意識の行動だったため気付かない。
病室入り口に掲示されている表札で、ラブの名前を確認する。
(ほら、また簡単にプリキュアに近づけた)
心の中で、せつなが黒く微笑む。だが次の瞬間、プリキュアに近づいて何をするのかを考えてなかった事に気付いて、思わず舌打ちしそうになった。
(……まあ、いいわ。まずはラブに接触して、それから考えましょう)
病室のベッドではラブがおとなしく寝ていた。退屈そうにボーっとしていたが、せつなの姿が視界に入ると、途端に表情が『パアァッ』と明るさを増した。
「せつなっ、お見舞いに来てくれたんだっ」
上体を起こそうとするラブを手で制して、せつながベッドの脇に腰掛けた。
「急にラブが倒れたって聞いたから、心配したのよ」
せつなの言葉を信じきって、ラブが申し訳なさそうに「ごめんね、心配かけちゃった」と謝ってきた。
「ううん、いいのよ。……ラブが無事そうで、本当に良かった」
優しくラブの瞳を覗き込みながら、彼女の頭を優しく撫でてやった。口もとがほころぶが、それは本当の笑みではない。
(バカね、心配なんてしてるわけないじゃない)
いつも簡単に騙されてくれるラブを、ほんの少しだけ、かわいいと感じた。
「それよりも、お見舞いなのに手ぶらで来ちゃったわね。ごめんなさい…」
「いいのっ、わたし、せつなが来てくれただけで嬉しい」
真っ正直なまぶしい笑顔。こちらが悪い事を企んでいるなんて微塵も疑っていない。
自分に対して、あまりにも無防備なその態度に、せつなは苛立ちを覚えた。
(わたしが来ただけで嬉しいですって? ふんっ、くだらない)
微かに険しくなった瞳を隠すように、せつなが視線をそらした。ラブの好意がわずらわしくてたまらない。
何かが ―― せつなの胸をかき乱そうとしていた。無視する。無視する。無視する。感情を切り離して、何も思わないようにする。
けれど、ベッドの縁に置いた手の甲へ、ふわっとやわらかな感触 ―― ラブが手の平を重ねてきた瞬間、
(あッ…)
その一瞬だけ、表情が苦しげに崩れた。
「せつな?」
怪訝な響きを帯びた声に、せつなが慌てて笑顔に戻る。
「なにかしら?」
「……どっか痛い?」
遠慮がちな口調で、ラブがそんな事を訊いてきた。せつなが心の中で大笑いする。せっかくだから、この騙されやすい少女に嘘をついてやろうと思った。
「そうね、―― 実はとっても痛いの」
神妙な顔付きになって、せつなが告白した。
「黙っていたけど、病院に来る前から痛くてたまらなかったの」
「!!」
びっくりして起き上がろうとしたラブの身体を、せつなが覆い被さるようにしてベッドに押さえつける。そして、顔同士を突き合わせるみたいに近づけて、続きを話す。
「でもね、ラブがちゃ〜んと元気になってくれたら、この痛いのは治るの」
「……本当?」
訊き返してくるラブの表情でわかる。今回の嘘は、どうやら失敗したらしい。しかし、このお人好しの少女は、この嘘に付き合ってくれるようだ。
「じゃあ、わたし早く元気になるね。明日にでも退院するから」
「駄目よ。一週間ぐらい安静にしてなさい。毎日、お見舞いに来てあげるから」
「でも、わたし、ダンスのレッスンもあるから……」
「うっ!」
せつなが顔をしかめて、痛がる素振りをみせた。「騙されないよーっ」と言ってラブが笑う。せつなが溜め息をついて下手な芝居をやめた。
「まったく、聞き分けのない子ね」
ラブの身体の上に乱暴に体重を預けた。そのままラブを抱きしめる。
やわらかい身体だった。
ラブが抱きしめ返してくる。身体同士を密着させて、互いの体温のぬくもりに酔う。
もう少しの間だけ"親友"の演技を続けてやろうと思った。
「ラブが眠るまで、こうしていてあげる」
「うん」
二人の少女が頬を寄せ合った。
「せつなって、どこに住んでるの? やっぱりあの占いのお店?」
「内緒」
「……せつなの家に遊びに行ってもいい?」
「いつか、ね」
せつなが言葉を濁した。背中に回されたラブの両手に、ぎゅっ、と力がこもった。
「せつな……、わたしが眠らなかったら、せつなとずっとこのままこうしていられる?」
冗談言わないでよ、と言いそうになったのをこらえる。優しい声を作って、そっとラブの耳へ送り届けた。
「大丈夫、ラブが眠っても、こうしていてあげるから、ねっ?」
そして会話が途切れた。しばらくすると安らかな寝息が聞こえてきた。 ―― せつなの。
(せつな寝ちゃった……。疲れてたんだね)
ラブが目を閉じて、親友の寝息に耳を澄ます。その身体を抱擁する両腕に、せつなへの想いと優しさをめいいっぱい込めた。
あなたが幸せな夢を見れますように ―― 。
……誰かに抱きしめられている夢を見た。温かな涙が頬を伝い落ちる。
そっちに帰ろう、と思った。大切な親友が待っていてくれる、その場所へ。
夢の中で、せつなは赤い光に導かれて、新しい一歩を踏み出した。 |
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●先週のフレプリ 簡単まとめ
このカードを使えば、激痛により最悪、命を落とすことになる ――
だが、イースの中にある総統メビウスへの忠誠心は、死の恐怖をも上回る。
「この命に代えても!」
カードの使用により、ナキワメーケの動力源たる闇の力が飛躍的に増大する。しかし、同時にイースの右手の甲にも、<苦痛の紋印>が出現した。
そこから闇の触手が何本も湧き出て、イースの右手に絡みついた。
「ウッ!」
うめいて、イースが端正な顔を歪める。ヌメッ…と粘液に覆われた、生理的な嫌悪感をもよおす感触。それが今、手の平を舐めるように這いずって、イースの神経を逆なでしていた。
「な、なんなの、これ……」
今すぐにでも手から引き離したい感情を、必死で押さえ込む。
(なんでもいい。プリキュアを倒せさえすれば……!)
嫌悪感をこらえて、イースがナケワメーケに檄を飛ばす。
「立てっ! 新しいカードの力を見せ付けるのだ!!」
さっきまでとは違う、プリキュアを凌駕する戦闘力! 守勢に立たされたプリキュアの姿に、イースが暗い哄笑を上げた。しかし……。
「くっ!? ううぅぅ……!?」
闇の触手も活性を増した。<苦痛の紋印>から新たな触手が湧き出して、イースの細腕を締め上げながら、ヌルヌルと粘液を滴らせつつ這い上がってきたのだ。
「ヒッ!」
短い悲鳴と共に、思わずその動きを左手で掴んで止めてしまう。
だが、同時にナケワメーケの動きも鈍ったのを見て、手の力を緩める。
(まさか、この触手とナケワメーケはシンクロしている?)
イースの顔色が蒼ざめる。それはすなわち、触手の動きに抵抗してはならない事を意味していた。
ズルリ…。
腕をのぼってきた触手が、イースの脇の下を、舐めるような動きで這いずった。ゾゾゾッ…と全身が粟立つような悪寒を、イースが歯を食いしばって耐える。
(これも……メビウス様のため!)
また<苦痛の紋印>から闇の触手が湧いた。むき出しになった白い太ももへと伸びて、舐めるような動きで絡み付いてくる。
「は…早くプリキュアを倒せえええっ!」
上擦った悲鳴がイースの口からほとばしった。粘液のあとの残しながら太ももを蹂躙する触手の動きが気持ち悪すぎて、卒倒しそうになった。
戦況は、ナケワメーケが確実に押しているものの、プリキュアたちの抵抗もあなどれない。
3人の呼吸を合わせた動きで戦線を持ち直してきている。
(大丈夫、ふふふっ、プリキュアめ、今のうちだけだぞ、すぐに強化されたナケワメーケの力でお前たちを ――― )
イースの思考はそこで中断された。這い上がってきた触手が、イースの唇をヌメ…と撫で上げたのだ。その感触と、表現しがたい悪臭のせいで本気で吐き気をもよおした。
さらに触手がイースの唇を舐めるようにうごめく。
(イ、イヤッ ―― !!)
とっさに顔をそむけようとしたが、別の触手が首に絡みつき、その動きを阻止する。勝ち気なイースも、両目を閉じて眉間に不快のシワをきつく刻んだ。
「くぅっ…!」
真一文字に結んだ唇の上を、触手が何度も往復して、彼女の唇を粘液でベッチャリと汚してゆく。
(何をしているッ、ナケワメーケ……早くプリキュアを始末し ――― アアッ!?)
総統メビウス直属の配下として誇り高き少女が、一瞬、我を忘れて悶絶した。股間を、ズルリッ…と這いずったひときわ太い触手の感触。
着衣の上からとはいえ、その感触は背筋をゾッとさせる怖気(おぞけ)をもたらした。
ズルリ…ズルリ…と太い触手が、太ももの内側に汚い粘液を垂らしながら、前後に動いて股間を嬲ってくる。
「あああ゛っっ!」
イースの口を苦鳴が割った。処女の部分を、耐え難い不快感にもてあそばれる恥辱と屈辱に、思わずギュッと内股気味に脚を閉じそうになった。
(い、いやっ、駄目だっ、そんなことしたらナケワメーケの動きが……!)
……脚を閉じられない。
<苦痛の紋印>からは、とめどなく触手が溢れてきて、好き放題にイースのほっそりした肢体に絡みつき、抵抗できない少女を嬲りものにした。
露出した瑞々しい肌を触手の粘液がベットリと汚し、汚泥の中をうごめくミミズのような動きでイースを悶えさせた。
顔を這い回る触手群に、瞼の上が粘液まみれにされてしまい、目も開けられない。
「……ッ!」
唇を割って中に侵入しようとする動きに、反射的に口を閉ざしてしまった……が、そんな事をすれば、ナケワメーケが……。
(こ、これもメビウス様のため……うううっ)
イースは自ら口を開いて、悪臭と粘液にまみれた触手を迎えいれた。美しい歯並びも、凛とした声を紡ぐ舌も容赦なく、触手の汚らしい愛撫に陵辱されてゆく。
(うううううううう……っっっ!!)
こみ上げてくる吐き気で気を失いそうになる。その間にも、ラビリンスの少女幹部のカラダは、触手たちの不浄な洗礼を受けていた。
ぢゅっく……ぢゅっく……と卑猥な音を立てて、綺麗なへそに吸い付いている触手。
カタチのいい小ぶりな乳房は、常時何本もの触手によって淫らに撫で回され、軟らかに押し潰されるたび、粘液がビチャっと汚らしく跳ねた。
腰から下は、触手はで溢れかえっていた。どの触手も我が先にピッチリした裾から内側にもぐりこもうと争いながらもがいていた。
(ナキワメーケ……プリキュアをっ……プリキュアをっ……)
触手が口内に垂らした大量の粘液を嚥下しながら、心の中でナケワメーケに命じる。飲みきれない粘液が口の端から溢れて、あごを伝い落ちていった。
両腕に絡みついた触手によって、左右の腕は高く持ち上げられ、無防備な脇を触手の先が何度も往復して、粘液をすり込んでゆく。
「むぐぅっ!」
汚い粘液を撒き散らす触手に口を占領されて、悲鳴もまともに上げられない。淫猥なくすぐったさに、イースが目尻に涙を浮かべて身悶えた。
着衣越しに、イースの股間を嬲ってくる触手の動きも激しくなってきた。処女の部分を生地一枚へだてて、無数の舌で舐め回されるような、卑猥すぎる感触。
(くううううっ!!)
びくんっ!とイースのカラダが跳ねた。閉じられた両目の端から涙がこぼれるが、すぐに顔中にべっとり張り付いた粘液と混ざり合って、汚らしい水と化した。
(お願いっ、ナケワメーケっ、お願いだから早く、早くプリキュアを ―― !!)
股間を猛烈に責め立てる無数の触手の動きに合わせ、イースの腰がくねくねと悩ましい踊りを強制される。もはや少女の胸にあるラビリンス幹部としての矜持は砕け散る寸前だった。
(ああああああああ゛……もう許してっ、お願い……これ以上は ――― )
涙ながらに懇願する、そのイースの願いが届いたわけではなかった。
突然の開放感。
触手の束縛を解かれたイースが、放心状態でその場にへたり込んだ。全身粘液まみれだった。
「ど、どうなったの? プリキュアは……?」
けほっ、けほっ、と喉に引っかかった粘液に咳き込みながら、イースが粘液のこびりついた顔であたりを見渡した。もうどこを見ても、ナケワメーケの姿は無かった。プリキュアも帰ってしまったらしい。
「そうか、負けたのか。クッ、プリキュアめ……次こそは、このカードの力でっ!!」
「……とまぁ、前回のあらすじを、ざっと簡潔にまとめてみると、以上のようなカンジやな。ふー、疲れたでー」
「プリプーッ、イノリー、ウンチー」
ハイ、タルトさん、シフォンさん、前回の説明ありがとうございました。
とゆーわけで、以下、今週の感想を手短に。↓
●今週のフレプリ
第20話『ダンスとプリキュア…どちらを選ぶ!?』
ついに番組ラストで3人とも倒れてしまいました。……過労のために。
MHの24話でも、合宿先でなぎさが倒れましたが、あれは部活の事で気負いすぎたためだからなぁ。
学校にダンスのレッスンに忙しくて寝るヒマもないわ、さらに敵がパワーアップするわで、一応は『普通の女の子』な彼女らが、メシも喉を通らんつーのは良くわかります。
先週に続いてせつな登場。
前回は、捨てようとしたクローバーのアクセサリー(注:ラブからのプレゼント)を、ラブに声かけられた瞬間、鮮やかに表情を切り替えて胸元に飾るというスイッチオーバー。
せつなの<ラブ好き好き度>は確実に上昇中。
今回は「二兎を追う者一兎も得ず」ということで、
つまりはラブに、ダンスのためにプリキュアをやめるように勧める作戦でしたが、
なんつーか、純粋にラブの身を心配してアドバイスしてるようにしか見えませんでした。
せつなの「どちらを選ぶ?」という問いに「どっちも選ぶ」と吹っ切れたラブに向かって
「わからないのっ!? それがあなたにとって、とてもつらい結果を招くかもしれないのよ! ラブがダンスをしたいというのなら、ダンスに真剣になれば ―― 」
感情を刺激されたためか、本気で説教に行っちゃうせつな。
そんな親友の態度にラブは感激。
「ありがとう、せつな。心配してくれてっ」
ラブの<せつな好き好き度>も急上昇。
今回の我らがイース様の名乗り口上、
「我が名はイース! ラビリンス総統メビウス様が僕!」の後半部分って、いつも以上にドスがきいてて、明らかに自分をラビリンス側であると言い聞かせようとしてますね。
……半分以上、ラブに陥落されてるよ。
ナケワメーケ戦、疲労のため、キュアスティックの音撃攻撃の飛距離が出ない!
「それなら、近くから撃てば……!」
しかし、我らがイース様の激痛と引き換えにパワーアップしたナケワメーケは伊達じゃない。高速で繰り出される捕獲機の攻撃に3人とも捕らえられてしまう!
だが、地面に叩きつけられるまでわずかな時間で起死回生の反撃。
捕獲機の内部からの音撃フレッシュ三連射で一発大逆転。
この部分は、本当に見てて面白いと思った演出でした。
そして、ED後、
倒れたプリキュアに代わって、タルトが次回予告を担当するという緊急事態。
とりあえず、来週はプリキュア入院のため、日朝キッズタイムは全面的にストップ。
ゴルフ中継に切り替えるそうです。 |
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夕餉の支度で忙しい頃合。いい匂いに導かれ、お腹をすかせたなぎさがフラフラと台所に現れる。いつものことだった。
ほのかが「はいはい」と諦めたように鍋の中の具を小皿によそい、なぎさに与える。
ぺろり、と平らげたなぎさが小皿を突き出してくる。これもいつものことだった。
「おかわりはありませんっ! もうすぐ夕飯だから待つのっ」
ついつい語気がきつくなるのも仕方がない。いつもここで「もっと食べたい」と駄々をこねて支度を遅らせるのが、なぎさの常だったからだ。
「ねえねえ、ほ〜のか〜」
子犬がエサをねだるような声で、見えない尻尾を可愛らしく振りながら、ほのかの後ろをウロウロとする。ほのかは取り合わない。
「じゃあさ、代わりにつまみ食いさせてよ、 ―― ほのかを」
ほのかが、ぴくっ、と眉をひそめた。……しかし、何も言わない。鍋の様子を見ながら、なぎさが手を差し入れやすいように、右の脇を上げる。
「あれっ? ホントにいいの?」
つまみ食い云々は冗談で言ったつもりなのに……。しかし、据え膳食わずではほのかに恥をかかせてしまう。
なぎさが、ほのかの右脇から手を差し込んで、エプロンをやわらかな曲線で盛り上げるふくらみにふれた。手の平にもっちりくる量感。
「それじゃあ、ちょっとだけいただきま〜す…」
ほのかの乳房の稜線は、いつ触れても美しい。なぎさが手の平を上下に何度も滑らせて、たわわな乳房の丸みと軟らかい肉付きの具合を愉しんでゆく。
「あうッ…!」
ほのかの腰が、一瞬だけ小さく、がくんっ、と崩れかけた。衣服越しとはいえ、敏感な胸の先っぽがすれてしまったのがいけなかったらしい。
なぎさが思わず手を止めた。
「大丈夫、ほのか?」
「……うん、平気」
ほのかがガスの火を止めた。背後から怪訝にその様子を窺うなぎさへ、ほのかが艶っぽい微笑と共に振り返った。微かに汗のにじんだ額がなまめかしい……。
「もう少し……つまみ食いしたいでしょ? 私のカラダ」
「ほのか……?」
「こんなこと……私のほうから誘うのって、おかしい?」
動きを止めたなぎさの右腕を、脇でギュッと挟み込む。逃がさないつもりのようだ。
「おかしくないけど…ってゆうか、いつもと様子が違わなくない、ほのか?」
「確かにそうね。―― さて、ここで問題です。それは一体なぜでしょう?」
いたずらっぽい、小悪魔な口調でほのかがささやく。「一回で正解しないと、もっとエッチなことさせるわよ」
「うっ…」となぎさがうめく。美墨なぎさ、よく解らないけどピンチです。
「え〜っと……」
考え込む事しばし、なぎさが結論を出した。
「……ごめんなさい、もう夕飯の支度の邪魔はしません」
きっと毎回つまみ食いをしにくるのを怒っているのだろうと、なぎさは見当をつけた。
しかし、ほのかは「残念っ、不正解」と天使の笑顔で告げた。
「えーーーっっ!?」
不満げに声を上げるなぎさへ、くすくす笑うほのかが秋波を送った。その悩ましい流し目だけで彼女が何を訴えているのかわかった。
小声でしか言えない、いやらしい事。それを鼓膜で拾うために、なぎさがほのかの口もとへ耳を近づけた。
「このまま、お尻……いじめて……」
「お尻を?」
なぎさの左手が、太ももの付け根に沿った。そのすぐ真上は、瑞々しい曲線を描く桃の媚肉。手の平が這いずって、桃の肉付きを撫で上げた。
「こんなカンジ?」
ルームウェアにしているキュロットの上から、ぐにっ、と乱暴に尻肉を鷲掴んだ。ほのかが「あぁっ!」と喘ぎを洩らす。
「い、いたい…」
言葉とは裏腹に、甘美な響き。でも、これは求めていたものと違う。
「なぎさ、もっと真ん中を……いじめて……」
すぐそばに押し付けられた耳へ、甘いささやきをこぼす。
「はっきり言わないとやめちゃうよ、ほのか」
なぎさの声の響きはイジワル。ほのかが、顔に羞恥の炎を噴かせて言った。
「服の上から、お尻の穴をいじめてくだ…さい……」
「ふふっ、ほのか、えらいえらい」
ちゃんと言えたご褒美に、なぎさの手が臀部の割れ目へと滑り始めた。ただし、ゆっくりと焦らしながら。
「あっ…アッ……」
声のオクターブを変化させながら、ほのかが腰をモジモジくねらせる。待ちきれないのか、お尻をなぎさの手の平に押し付ける仕草さえみせた。
「ほのか、今日は一体どうしたの? そろそろ教えてくれてもいいでしょ」
ようやく桃の割れ目にたどりついた人差し指が、それに沿って、スーッ…スーッ…と上下に往復を繰り返す。
「あぁんっ!」とほのかがもどかしげな声を上げた。
「言うから、早く……」
ほのかが切なく訴えると、なぎさの指が生地の上から少し強引に潜り込もうと動き始めた。
「あっ!」
ほのかが前屈みになって、両手を両ひざについて、姿勢を支えた。それはなぎさに尻を突き出すような猥褻なポーズだった。
「そんな格好してまで、アタシにして欲しい理由って何?」
キュロットとショーツの生地が激しく尻の割れ目に食い込んで、さらに指がグリグリと深くねじこまれる。
「あっ…、なぎさは、学校で……あ゛っ、がっ…こう…で……」
ほのかが「うっ!」と言葉を詰まらせた。眉根が寄り、眉間に刻まれたシワは扇情的だった。悩ましく、濡れた響きの言葉が続く。
「他の子達と……仲良くしてた、から……」
ピンと来た。最近は、今度の練習試合の打ち合わせで、ほのかと昼のランチを一緒にしてやれない事も多い。ほのかからしてみれば、なぎさをラクロス部にとられてしまったようなものか。
「ほのか、さみしかったんだ」
「ちがう……私は、嫉妬してるの。なぎさは……私のものなんだからぁっ!」
クニクニと柔らかな肛門の入り口を指で刺激されながら、ほのかは強く叫んだ。胸の内で燃え盛るのは、激情にも似た独占欲。
才媛の美貌をはしたなく歪ませてまで、卑猥な穴に指を求めた原因だった。
「ほのかは、アタシと他の子たちが仲良くするのは嫌?」
「ううん、そんな事言わない……。でも、私がなぎさの一番なんだからっ……!」
ほのかが両目をつむって、肛門をいじられている尻をゆすった。やはり生地二枚越しだと刺激が足りないのか、その分を自ら淫らに動くことで補おうとしているらしい。
豊艶な丸みを強調する臀部がなまめかしい動きを見せるさまは、イヤラシイというよりも、なぎさの目には美味しそうに映った。ごくっ、と生唾を飲み込む。
(キュロット脱がしてかぶりつきたい……)
噛み応えのある、ぶ厚い柔らかな脂肪。涙をにじませて痛みをこらえようとするほのかの口を、悲鳴で割らせるサディズムな昂ぶり。
今夜のベッドでのメインディッシュは決まりだった。
……と、なぎさがそんな事を考えている間にも、ほのかの腰の動きは激しさを増していた。
卑猥な穴をむさぼられる悦びに身をゆだね、あさましく腰を振って、自らの淫らさを主張する。愛しているなぎさに、そんな自分の姿を見られているのだと思うと、膣がズキズキと劣情にうずいた。
(死んじゃいたい……こんな情けない姿……)
羞恥に震える心を裏切る、カラダの淫らな悦び。口を大きく開いて喘ぐほのかの後ろから、なぎさもさらに強引に責めてきた。
生地がひどく食い込んできて、尻の谷間が猛烈に痛い。そして、その中心では、肛門を無理矢理えぐろうとする指の動き。
「あっ、ああぁんッ! はぁ…はぁ…ああっ、もっと乱暴に犯して、お尻の穴を……!!」
呼吸を千々に乱しながら、熱に浮かされたような声で喘ぐ。
グリグリグリッ……!
肛門の内側で感じる異物感。汚辱的な悦びに、ほのかの顔が蕩けた。
「あああぁぁ……ああああああっっ!」
白い喉を仰け反らせて、法悦の声を高らかに上げる。そのまま、ガクッ、と崩れようとする身体を、なぎさが素早く腕を回して支える。
(たまに、ほのかってこうやって凄く燃えちゃう時ってあるよね)
汗の噴き出た白い顔(かんばせ)に、髪の一筋がべったりと張り付いていた。なぎさの指が、それをそっと拭ってやる。
軽く意識が戻ったのか、ほのかが顔をそむけようとした。
「…いやっ…なぎさ……見ないで……」
蚊の鳴くようなつぶやきに、なぎさの優しい声がかぶさった。
「見るよ、あたしが責任持って。情けなくて他人見られたくない恥ずかしい姿も、アタシだけが肯定してあげる。そういう姿のほのかも、ちゃんと好だって言ってあげる」
「本当に…? 他の子たちへの嫉妬から、台所でしちゃうような女の子だよ、私。他の子たちが絶対になぎさと出来ない行為(コト)して、優越感を覚えてるような女の子だよ」
なぎさが、ほのかの弱々しい瞳を覗き込んで、真っ直ぐにうなずいた。それでも好きだ、と伝える。
自身が醜いと恥じる心の部分も、なぎさは受け入れてくれる。まだ淫らな快感の余韻に浸っている表情に、花の笑みが広がった。
「なぎさ、ぎゅ〜ってさせて」
「今度は、ほのかがアタシをつまみ食いする番?」
「違うわよ、ただ、ぎゅ〜ってしたいの」
「ハイハイ」
なぎさの背に細腕が巻きつく。ぎゅ〜っと可愛らしく力が込められた。
「なぎさ、大好きっ」
身体同士を密着させて、お互いの熱くなった体温に、うっとりと目を閉じた。
(END)
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