2012・2月−2013・1月までの日記っぽいも


2012年10月14日

どんだけ本気出せば気が済むんだ東映

●今週の笑
第35話『やよい、地球を守れ!プリキュアがロボニナ〜ル!?』


(アバンタイトル)
やよいが既に全開モード(笑)

「明日はみんなでロボッター買いに行くよ。けってーい」

そう、スマイルプリキュアのテーマは
幸せの共有。
第31話で一つのクッキーを六人で分け合ったように。
前回の第34話で、文化祭を皆で成功させたように。

全然興味がないからと言って、「やめとくわ」というワケにはいきません。
皆が一緒だからいいんですよ。
しかし、今後のやよいの成長によっては、
コミケという名のデスマーチを全員で味わう事になりかねません。
(ロボット同士の攻×受とかいうお姉さん向けの本もあるそうですよ)

(Aパート)
ロボッター発売当日。
やよいがいよいよ暴走モードに(笑)
小学生の子供以上にはしゃいでます。
仲間を洗脳するために、ロボッター大図鑑持参。
受け取ったれいかの「ほえー」という表情が何ともいえません。


バッドエンド三幹部登場。

「大変、街の平和が!」
「そうはさせない! 地球の人々の笑顔を守るために
 わたしたちは何度でも立ち上がる!」
やよいのノリが、すっかり別の番組のものに。
つか変身シーンでは、まさかのセンターポジション(笑)


マジョリーナの発明した<ロボニナ〜ル>の光線を浴びたキュアハッピー。

 ハッピーロボ発進!
 
「わああっ、ついにわたしの時代が来たよ、ビューティ!」
「あなたはハッピーのことを全然心配していませんね」

(Bパート)
AM8:45
「操縦したいのはやまやまですが、操縦方法が分かりません」

圧倒的戦闘能力の差でワルブッター(ウルフルン&アカオーニ)を一蹴。

AM8:47
「先ほどピースからお借りしていた本を一読しましたので」

キュアビューティの性能が、ニュータイプすら越えて神すぎる件について。
出る番組間違えてる、マジで。
ガンダムUCの世界でこの人にジェガンを与えて出撃させたら、シナンジュを撃墜して戻ってきそうだ。

今回もキャンディのデコル支援は冴えてます。
エンジェル・ハッピーロボ、この青い空はわたしの領域だ!行くぜワルブッター!
キュアピース、やりたい放題です。
操縦してるのはキュアビューティなんだがなぁ…。
トドメはウルトラハッピーパンチ(ロケットパンチ)で。

 
「ワァッ、わたしの手がぁぁっ!?」

テレビの前で大爆笑!
そりゃ勝手に操縦されて、いきなり自分の手が飛んでいったら
そういう反応になるわな。

しかし、マジョリーナが<ロボニナ〜ル>を壊したせいで
ハッピーロボの変身は解除。
キュアピース、一気にテンションが下がりまくりである。

――― しかし、
ハッピーロボがいなくなった代わりに、
そこにいるのはキュアハッピーというヒーローだ。
ロボッターの言葉でキュアピースのやる気を呼び起こすキュアハッピー。男前っ。

ラストは<あの技>だ! いつものロイヤルレインボーバースト!


最初は、こんな顔でしたが


実際に触れてみて、ロボの良さが二人にも伝わりました。
外側から眺めるだけでは、物事の本質は見えてこない ――― というのが今回のお話のテーマだったのでしょうか。
とりあえず、素晴らしいスーパー黄瀬やよいタイムでした。

2012年10月07日

●今週の笑
第34話『一致団結!文化祭でミラクルファッションショー!!』


ハイ、ギターが出た時点で、オチがしっかりと見えてしまいました。
ぐっ、どうしても鳩プリ36話『みんなが主役!私たちのステージです!!』を思い出してしまいますが。

今回の34話では、31話のクッキー六等分で示されたように
文化祭という一つの楽しみを皆で共感する、つまり『皆で』という部分がテーマになっています。

 「わたしは脱落も不参加も許さん」
 「つまりだ、『皆で』という規律が守れん奴は ――― 」
 「……死ぬしかないな」


そして、ギター小僧は墓の下へ。

なるほど。
第16話で「プリキュアやめます」と宣言したれいかは、
もし本当にあのままプリキュアを辞めてたら、今頃は……。

世界とは一人だけの物語じゃない。皆で作る物語だ。
しかし、戦闘後の「キャンディの出来ることをやるクル」という、キャンディの言葉によって
皆が同じカタチで参加せずとも、人それぞれ、自分なりのカタチで参加すればいいんじゃないかと、みゆきは気付きました。
かくして、
ファッションショーとバンド演奏の競演という、クラスにとって最高の物語が生まれた。

前に進むにしても、走ってゆくだけじゃない。人によってはゆっくり歩いたりスキップしたり……、それでかまわない。皆で一緒に幸せな未来に進めるなら、十人十色で良い。

 
「そうそう、十人十色。私ぐらい自由な監督がいてもいいんだよ」
「アンタは限度を超えて自由すぎる」

十人十色も度が過ぎると、単なるカオスであると教えてくれた前回の放送。


しかし、前回のゾウによる放水、そして今回の巨大バナナの皮によるスリップ攻撃といい、
キャンディのデコル支援は頼もしい限りである。
正直、デコルと引き換えにロイヤルクイーンを復活させるよりも、
このままキャンディにデコルを預けていたほうが有益なんじゃないかと思えてきて仕方がない。

2012年09月23日

●今週の笑
第32話『心を一つに!プリキュアの新たなる力!!』


 「待ってて、みんな!」
なまけ玉の内部、バッドエンド空間に取り込まれた四人を救うため、
自ら乗り込む星空リーダー。

 
「全部美味しいよ〜」「しかも無料」「食べ放題ですよ」「ハイ、ア〜ンして」

しかし、四人の餌付けにより、あっさり陥落。
みゆきも仲間入りです。

 「オマエ、一体何しに行ったクルぅぅ!?」


今週のバッドエンド空間では、
誰もが心に抱えている「弱い本音」が表に出てきて、その感情の支配下に置かれます。

「がんばっても、しょうがないよ」
「がんばるのって、つらいし、めんどうだし」
「しんどいだけなら、最初っから頑張らんほうがええやん」
「何より楽ですし」

直前にキャンディの特攻を頭に食らったおかげか、
みゆきだけはあっさり正気を取り戻しますが、
他の四人はバッドエンドに囚われたままです。

ほしいものは、全て与えられる。だから何もしなくていい。
満ち足りている状態です。
それゆえの「停滞」、それがバッドエンド。
しかし、そこには ――― 「成長」がありません。

苦しみから逃げる人生に成長はありませんし、
つらい事から目をそらし続けていても同様。

黄色鼻アカンベェと戦うキュアハッピーは、
なんやかんやで絶望に背を向けることなく、前を向いて乗り越えてきたからこそ、
この状況でも皆が戻ってきてくれる事を信じて、ふんばっていられる。
放送第一回目の頃よりも、
第22話・23話を経験した彼女の心は強くなっている=成長しています。
そして、皆の心も。

キュアハッピーの叫びに心を呼び起こされた仲間が
バッドエンドモードの殻を打ち破って、次々と戦線復帰。


「行こうぜ! みんな!
 ここからが本当のプリキュアタイムだ!」

ロイヤルクロックの力で新たに加わったモチーフは、フェニックス(不死鳥)。
何度でも絶望的状況から這い上がってくるプリキュアには結構ふさわしいです。
今回、ロイヤルクロックのカウンターが1つ進みました。
このカウンターが、最後の「12」に達した時、
地球の約半分の国が爆発・消滅して、
残った国々を我らが大日本帝国が統治するのです。わお、ウルトラハッピー。

ラスト。
次にデコルデコールがいっぱいになったその時こそ、
ロイヤルクイーンが復活する ――― ポップの説明を疑うことなく信じる五人。
あれ? こういう部分は成長してないなぁ。

このデコルデコールがいっぱいになった次の週、今までと同じく、
何事もなかったかのように、からっぽのデコルデコールが送られてくる予定なのに。

ロイヤルクイーンは現在も、なまけ玉の中から出てくる気配は全くございません。

2012年09月17日

●今週の笑
第31話『ロイヤルクロックとキャンディの秘密!!』


前回、ようやくデコルを16個そろえたものの、
ロイヤルクイーンときたら、
 
「えっ、私が復活? ……あー、ハイハイ、そんな話もありましたね」

 
「駄目だこりゃ。絶対、皇帝ピエーロ以上に怠惰な世界望んでるよ、この人」

ロイヤルクイーンは、
前シリーズのクレッシェンドトーン以上にナマケモノでした。



冒頭の、クッキーを皆で食べられるよう6分割するくだりは、
みゆき→キャンディへの優しい母親目線(もしくはお姉ちゃん目線)です。

少ない幸せだけど、皆で分け合えば、それはとても大きく感じられる。
キャンディは、またみゆきに大切なことを教えてもらったクル!

番組では放送されていなくとも、みゆきとキャンディの間で、
こーゆー小さい積み重ねがいくつも交わされてるのでしょう。


現シリーズのテーマである「ハッピーエンド」「ウルトラハッピー」の意味も、
今回でかなり明確になったような気がします。

キャンディが閉じ込められた「なまけ玉」の内部は、
ツライ事も悲しい事もなく、永久に続く楽しい夢の世界でした。
それをジョーカーは「理想とするバッドエンドの世界そのもの」と説明します。
しかし、それは言うなれば「停滞」です。

「停滞」の中にいさえすれば、
バッドエンド王国と戦って苦しい思いをする事もないし、
夏休み終了間際に地獄を見る必要もない。
しかし、プリキュアが選んだのは、それでも未来に向けて一歩を踏み出す意志。

不確定の未来だから、
どれほどのツライ事や苦しい事が待ち受けているか分からない。
けれど、みゆきたちは、いつも隣に誰かがいてくれる事を知っています。
どんなにツライ事も、どんなに苦しい事も、
一人では無理でも、支えあえばきっと前に進んでいける。
みゆき、あかね、やよい、なお、れいか、キャンディ、ポップの七名は、
そうやって、かけがえのない輝きをその手に掴んできたのだから。

新アイテムであるロイヤルクロックの意味する所は、
時間の不可逆性質、つまり時間は常に未来に向かって進む、
イコール、プリキュアたちは嫌な事も苦しい事も乗り越えて未来へ進み続ける。
こういう感じなんじゃないだろうかと思った。


「気合だ! 気合だ! 気合だ!」
気合ゲージ・ゼロの状態から、本当に気合だけで最大値までゲージ上昇、
ハッピー主砲をぶっ放すカッコよさは、まさに主役でしたキュアハッピー。

そして、しれっと落ちてきた新たな一つ目のデコル(笑)
 「うげええっ!?」

集めても集めても逃れられない、永久輪廻のデコル地獄。
キュアハッピー絶望寸前。



ロイヤルクイーンの正体は、ファントムでした。
仮面ライダーウィザード! 早くキュアハッピーのもとへ!

2012年09月09日

●今週の笑
第30話『本の扉で世界一周大旅行!!』

Aパート冒頭、プリキュアのデコル集めが順調に進んでいる事に
真剣な表情で危惧を抱くジョーカー。
これ以上は阻止しなければ、と真面目に考える人が
デコル2倍GETの超赤っ鼻を作ったというのだから救えねえ。
しかも、
「おまかせしていいんですよね」
と、彼が発破をかけたアカオーニは超赤っ鼻を使用していつもどおり返り討ち。
プリキュア側は今週もデコル2個GETで、ついにコンプリート。
これはもう、ジョーカーが自分からピンチの種を撒いているような気がしてなりません。

とまあ、こまかいツッコミはここまで。
どこでも本棚でプリキュアメンバーが世界を遊び回るというのが今回のお話。
良い子のみんなは、時差とか食べ物の代金とか、そういう一切の疑問をスルーしてね
とりあえず、なおの食べっぷりが見てて気持ちよかったです。

戦闘パートでは、キャンディの機転により、イルカデコルの水中戦特化能力を得るも、
キュアピースのうっかりによりマジで全滅しかけたプリキュア

デコル集めの最後を飾った二個のデコルのうちの一つ、ブタデコル。

「いやっほー! このデコルを使えばトンカツ食べ放題だよ!!

なおちゃん大喜びである。

しかし、このデコルは対象の精神に作用するものであり、
性的な意味での「メスブタ」となったなおが、
浄化の力を持つプリンセスキャンドルの炎を少しずつ背中や尻に垂らされて
ようやく元に戻れた……というギャグ回は、9月23日放送の予定。



トップへ
トップへ
戻る
戻る
前へ
前へ
次へ
次へ