●今週のハピプリ
第26話『迷子のふたり!ひめと誠司の大冒険!』
強化合宿編は、ブルー ← めぐみ ← 誠司 ← ひめ、という並びで、
恋愛的な気持ちを強化して終了。
誠司は妹がいるせいか、わがままなひめの振る舞い一つ一つに対して、
お兄ちゃんっぽい態度で落ち着いて接している。非常に面倒見が良い。
いざ敵に襲われた時も、「保護対象を守る(今回はひめ)」という責任感を発揮。
――― で、ひめは惚れてしまいました。
誠司というのは、ひめの目から見て「大人な相手」なんだろうか。
二人が同じ質量で同じ大きさだと、ぶつかった際、ゴチンッと双方が弾け飛ぶ。
でも、一方が相手よりも大きければ、
ぶつかった際も、大きいほうが小さいほうを受けとめてやる事ができる。
大きいほうは余裕があるし、小さいほうは弾け飛ばないから痛い目を見ることもない。
しかし、それは双方共通にとっての「愛」なのだろうか。
こうしてみると、
「ブルー ← めぐみ」と、「誠司 ← ひめ」の構図って似てるよなぁ。
無人駅での自動販売機の連続当たりは、
プリキュアを分断するために仕掛けた幻影帝国の罠かと思ったら、
全然そんな事無かった。
しかも、二人そろって通信手段を電車の席に忘れているとか。
今回のお話のために、ひめと誠司で二人だけの状況を作らないといけないとはいえ、
ちょっと脚本が無理やり。
「ねえ、誠司。わたしがさっき飲んだジュースって、
おしっこソーダだっけ? それとも、おちんこソーダだっけ?」
「どっちも違う」
「あ、そっか。おまんこソーダだ」
「それも違う」
電車に置いていかれた二人は、公衆電話を探して森をウロウロ。
一方、目を覚ますと、電車から忽然とひめと誠司の姿が消えていた。
なんじゃいこりゃあああ!!
めぐみたちはプリキュアに変身して、ひめと誠司の二人を探しまくります。
両目を双眼鏡にして、二人を探すキュアラブリー。
「ひめええええっ、誠司いいいいっ、どこおおおおおおっっ!!」
「あっ、ビーム出ちゃった!? それよりも ――― 」
「ひめ、どこおおおおっっ!? ……まぶしくて何も見えないよお!」
「誠司、どこおおおおっっ!?」
「チョ…チョイ、…チョイッッ!」 (訳 : ちょっ…なんだコイツ、危ないぞ!)
「ひめぇぇぇぇっ、誠司ぃぃぃぃっ」
「チョイッ、チョエエエエエッッ!」 (訳 : うわっ、マジでコイツ無茶苦茶だあっっ!)
「ひめっ、誠司っ、どこにいるのおおおおおおおおっっ!!」
「チョギャアアアアアアアアッッッ!!」 (訳 : うぎゃああああああああっっっ!!)
幻影帝国、超逃げて!!
「ひめ、誠司…、どこにいるの……」 (グッタリ)
「もおっ、何をやってるのよ」 |