●今週のまほプリ
第18話『魔法界再び!リンクルストーンを取り返せ!』
今回は猫塚の体調が思わしくないため、簡単に書いて終わらせます。
公式サイトで、三人目のプリキュアに画像が公開されました。
振りかぶった右手に、バトンのような鈍器を握っています。
バトル開始と共に、ヨクバールのドタマをカチ割りにいくタイプと見た。
前回からの続き(はーちゃんの成長回)ということで、
少し重い目のスタート。
……ですが、リコのひざに座っていたモフルンが、ぽてりん、と前転して
はーちゃんの前に立つところ。かわいくて癒されます。
そしてモフルンは、
「ガーネットは、二人が見つけてくれるモフ」と言って自分の胸を叩きます。
おっ、清々しいまでに丸投げしやがりましたぜ、このクマ(笑)。
みらいたちがガメッツの待つ最果て島を目指して出発した頃、
校長は水晶玉で何かを占っていました。
水晶玉から無理するなと言われながらも、みらいたちが頑張っているからと
探索を続行。
良い大人だ。……しかし見た目とは裏腹に、アイザック先生以上の超高齢者。
いや、あんた、無理したらアカンて。
最果て島へ行く際にチカラを貸してくれた人魚にペガサス。
あの時助けた皆が、今度はこちらを助けてくれる。
これがはーちゃんの後半の行動に繋がっていくのですね。
パワーを解放したガメッツに歯が立たず、倒れてしまうプリキュア。
しかし、トドメを刺さんと近づくガメッツの前に、はーちゃんは立ち塞がります。
こわくても逃げません、はーちゃん。
胸の奥に小さく芽生えた本物の勇気。
これまでに皆が見せた「誰かを思う気持ち」が、はーちゃんの心の支えとなります。
ちっちゃな両手でプリキュアを必死に守ろうとしますが、無理でした。
けれど、それでも、はーちゃんは逃げ出しません。
ガメッツが終わったと宣告したキュアミラクルを、キュアマジカルを ――― 信じます。
お世話というカタチで色んなモノを与えられていた幼女は、
純粋な勇気を示し、プリキュアに立ち上がる気力を与えました。
与えられ、そして、与える。
それが他人から自分へと巡る。
その循環の中で、人は正しく成長してゆく。
はーちゃんの成長を見られて良かったです。
(5月31日追記)
肉の日に書いたまほプリ第17話の感想がですね……ちとヤバし。
校長に関する部分が、猫塚の勘違いである可能性が大いに高いです。
まほプリ11話で、教頭がみらいとリコに伝えたルール。
「これは、魔法つかいがナシマホウ界において最も気をつけるべきルール。
こちらの世界の人に、魔法が使えることを知られてはなりません」
知られた場合のペナルティとして、
「その者の杖は没収。魔法の使用を禁じられます」
これを踏まえた上で、
校長がおばあちゃんの目の前でネコ救助したシーンを賞賛喝采、感動したのですが、
この部分が勘違いっぽいです。
猫塚は、この時おばちゃん(ナシマホウ界の住人)に魔法を見られたことにより、
校長は自身が魔法を使うのを禁じているのだ ――― としましたが、
昨日の夜、録画を見直していて気付いた。
アイザック先生に、土産の煎餅とお茶を振る舞うシーンでの校長のセリフ。
「もっとも魔法のチカラが込められた魔法道具は使っておるがな…。ホウキとか」
そうか、ホウキねぇ。…………ホウキっ!?
……ネコ救助シーンで、
校長は魔法道具であるホウキは使っていたが、魔法を使っていなかった。
…ん?
校長はこの時すでに、自身が魔法を使うことを禁じていたという可能性があります。
つまり、
おばあちゃんに見られたのが魔法禁止措置の原因ではないかも、という事です。
…ん?
てことは、校長が自身の魔法と引きかえにネコを救ったという感動は……、あれ?
校長先生、ちょっと屋上へ。話したいことが山ほど出てきました(笑)
しかし、魔法のホウキで空飛ぶ際、
リコたちは「キュアップ・ラパパ! ホウキよ、飛びなさい!」って
魔法使ってるんだよな…。
初心者用のホウキじゃなくて、
もっと良いホウキは魔法内蔵型で、起動に魔法使わなくていいとか??
そのへんワカラナイ。
しかし、
素晴らしいものを見た!と心浮かれて、大事なものを見落とすとは……。
●今週のまほプリ
第17話『水晶さんおしえて!おばあちゃんの思い出の人』
冒頭の、
「今、魔法って言いました!?」って言いながらドアを開けて入ってくるリコが妙にツボ。
発売されて一ヶ月ほどたっていますが、魔法の水晶さんの販促回。
みらいたちが楽しそうに遊んでいるので、
欲しくなった子供たちもいるんじゃないかな? でもコレ、5000円ぐらいするとか。
「おばあちゃんの思い出の人」っていう恋バナっぽいものに食いついてきたり、
ガメッツに怯えるはーちゃんをモフルンと一緒にかばおうとしたり、
自分的には好感度高いので、出番増えてほしいです。
●ガーネットがガメッツの手に……
はーちゃんに罪はない。
しかし、まあ今回のガーネットの件は、お話的に、はーちゃん成長のステップだしな。
転んだ時、お母さんに手を引いてもらうのではなく、
自分の手と足で頑張って立ち上がることを覚えるのが成長。
はーちゃんが出来る範囲での、小さな活躍(成長)でいい。
第18話では、そういうものをテレビの前の子供たちに見せてあげてほしい。
がんばれ、はーちゃん。
…で、脚本的にですが、こういう事がありながら、
ラストで、はーちゃんのママであるみらいとリコが、
何事も無かったかのように「おばあちゃんの思い出の人」の話をするのはどうだろうか?
それより、はーちゃんのことを心配してあげるべきでしょうが。
泣き疲れて眠ってしまったはーちゃんを心配しすぎるリコを見て、
その重い気分を変えるために、
みらいがあえて「おばあちゃんの思い出の人」の話題を振ってみたりとか、
そういう演出を入れてほしかった。
がんばれ、スタッフ。
●校長
水晶さん越しの会話で、
ドクロクシーの闇の魔法に関する人物に心当たりがありそうな態度をみせる校長。
もしかしてその人物とは、校長と顔立ちがそっくりで、
校長の穏やかな水色の髪と対照的な、燃えるような赤髪である…………とか。
…デジャヴ。
つか、校長、
魔法つかいであることがナシマホウ界の住人(おばあちゃん)にバレたのが原因で
魔法の杖装備不可&魔法禁止措置を自らに科していたのか…。
カ…
カッケーな、オイ!
『木から降りれなくなったネコを助けるという行為』と、
魔法つかいにとって大切な『魔法』を天秤にかけた結果、
校長は迷うことすらせず、
ご飯のあとに歯磨きをする程度の当たり前さで前者を選んだのか。
リコたちのように姿を消す魔法を使用すればよかったような気がしますが、
そんな事をしてる内に万が一ネコが落ちてしまったら大変だしなぁ…って気持ちで、
自分のこれからの魔法つかいとしての人生よりも、
目の前で困っているネコを優先したのかもしれない。
人間として尊いです、この校長。
第2話で、教室から出たら退学と言われているのに、
みらいが迷ってるかも……と教室を飛び出したリコと被ります。
自分にとって大切な物を手放すことになろうとも、より大切な物は無くさない。
魔法つかいには、魔法以上に、その心が大切なのかもしれません。
(まあ、ただ自己犠牲を安易に肯定するのは
ちょっと色々難しい問題でもありますが……むにゃむにゃ)
みらいたちのように、はっきりバレなければオッケーだけど、
ネコ救助した校長は完璧に姿見られてたからなぁ。
プリキュアの大人は、メイン視聴者のお手本であらなければいけないので
ウソをついて誤魔化すコトなどできないのです。
ただ最終回近くでは、特例的に魔法の使用を許されそうな感じ。
しかし、校長はなぜ若き日のおばあちゃんにネコを手渡したんだ?
おばあちゃんの飼い猫だったのか?
それとも、単に飼い猫だと勘違いしたのだろうか?
校長、カッコよく魔法のホウキで空飛んで帰っていったが、
たぶんマホウ界に帰還してから、
教頭みたいな人に、床に正座させられてガミガミ説教されたと思う。
●今週のまほプリ
第16話「久しぶりっ!補習メイトがやってきた!」
マホウ界トリオ推参!
引率者が同行しているとはいえ、子供が楽しく観る番組で
このトリオが何もやらかさないなんてありえません。
予告では勝木さんが一緒に行動してましたので、
てっきり、理解できぬ現象をバンバン目(ま)の当たりにして、
SAN値を削り取られてゆく回かと思いきや、
ナシマホウ界の人間が眼前にいるのに普通に魔法を使ったり、
マホウ界の事を口にしたりする三人のフォローで、
みらいとリコが追いつめられる回だったとは…。
はーちゃんとクルクル踊るモフルン。
こういうシーンが最近好きです。
テレビの向こうで『おしゃべり変身モフルン』を買った子供たちが
楽しくなるようなシーン。
プリキュアは、子供たちに楽しく観てほしい。
ナシマホウ界には、職を持って定住しているマホウ界住人が普通にいるらしい。
異世界の住人が、ひそかに住み着いてるというのは、
色々問題があるような気がしますが、
この設定により、みらいとリコが将来一緒に暮らせるのだとすれば
些細な問題ですよ。
スタッフも公認ですしー。
本来なら相合傘の下には、
左右にカップリングとなる二人の名前を書くものですが、
この場合は絵(左:リコ、右:みらい)で二人はカップルであることを示してるのか。
さすが。
今回のバトルは、魔法つかいプリキュア初の中ボス戦ですが、
スパルダの融合体は、もうちょっとマシなデザインに出来なかったのか。
見た途端、精神的にズッこけた。
あと、
バッティは、仲間意識からスパルダの遺品を持ち帰ったのだろうか。
それとも、何かに利用するためか。
個人的にはほっこりしたいので、前者であってほしいのですが。
ラスト。
ドクロクシー所有の気味悪い本。
もしかして、それの中にも別な妖精がいたりとか……。
●今週のまほプリ
第15話『ハチャメチャ大混乱!はーちゃん七変化!』
※ニワトリはスタッフが美味しくいただきました。
今回から、はーちゃんという特別な妖精に敵サイドが注目した事で、
ストーリーの歯車がわずかに動き出しました。
お腹をすかせたはーちゃんの願いに応えるかのように、
オートマチックで作動するリンクルスマホンとリンクルストーン。
そして、
食べすぎが原因で偶然に引き出されたリンクルストーンのチカラ(っぽいもの)。
はーちゃんとは一体何者なのか?
……とまあ、そんなこたぁどうでもよい。
はーちゃんが何者? 決まってんだろ、みらいとリコの娘だ。
手間が掛からない良い子ゆえに、
はーちゃんの気持ちに気付くのが遅れてしまった中学生ママたち。
はーちゃん、初めての反抗期。
ぷぅっ、とふくれる顔も愛おしい。
はーちゃんがトラブルを起こしてしまうも、
結果的にそれが良い方向へ作用して、はーちゃんに罪を背負わせない優しい世界。
ママたちとはーちゃんが「ごめんなさい」をし合って家族の絆を深めたラスト付近。
日曜日を幸せな気持ちで迎えられるアニメです。
次回も楽しそうだが、
補習メイトって……(笑) やめてやれよ、その呼び方は。
ボンクラーズ並みにひどいぞ。
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